山日記 その八 魚谷山
ライフアドアの登山部中村太一です

山日記では比叡山以来ですが、「山日記 その八 魚谷山」ということで、お休みの日にスタッフ皆で、京都の北区にある魚谷山に登ってきました

魚谷山は、標高816メートルでライトな登山ができ、京都北山の静かな山です

「京都北山」と名付けた生態学者、登山家の今西錦司、京都生まれで、日本初のヒマラヤ処女峰マナスル(8163メートル)登山計画の大推進者であり、70歳の時には、ヒマラヤ処女峰ヤルンカン(8505メートル)登山隊の総隊長を務めるなど、日本の登山史、探検史に刻まれる偉業を成し遂げた方で、そんな今西先生が愛した山であります

魚谷山のルートは、北区雲ヶ畑中津川の松尾谷出合スタート







途中には北山で最も古い山小屋、麗杉荘があったり、今西錦司先生のレリーフがあったりと見所があります

皆、久々の山登りだったのでテンションも上がりまくり

前日の雨は上がり、朝の優しい陽が射し皆の顔がきらきら輝いていました

上りはずっと沢沿いを登っていくのですが、沢の流れる音とマイナスイオンですごくリフレッシュ

ふと足元を見ると

おぉ
沢ガニさんです


ハサミを広げ威嚇していましたが、小さくて可愛かったです

皆ワイワイ話しながら危険な所は声を掛け合ったり、助け合ったりとチームワークもバッチリ

スタートから2時間ほどで魚谷山登頂



頂上でお昼タイム

常喜が朝からにぎってきてくれたおにぎり
とカップラーメンを頂きました


やっぱり山でのごはんは最高です

お腹もイッパイになり、さて下山開始

山頂から魚谷峠に出てT字路を南に下りて言ったのですが、あれあれ
わたくしとしたことがルートを間違えた


すみませ~ん

T字路まで戻りま~すとタイムロス

ようやく戻り正しいルートへ、しかし疲れてきたのでここでブレイクタイム

山本が作ってきてくれたパンプキンの蒸しパンとコーヒーでホッとひと息入れゴールへと再出発



下りは長い林道をひたすら歩き、約6時間

ついにゴール

道を間違い少し焦りましたが、無事に下山できよかったです

皆さまお疲れ様でした

紅葉も少しづつ色づきはじめ秋を感じ、山の美味しい空気と、緑に癒されとてもリフレッシュしました

日本の登山史に名を連ねる登山家をはじめ、多くのエコロジストたちを輩出した「京都北山」

彼らのルーツ北山を歩くことで、日本登山史の一端に触れることができます

魚谷山とても魅力的な山でした
