パーマ剤の種類
ライフアドアの中村太一です
お店では施術に使用する色々な薬剤を扱っています
今回はパーマ剤の種類ついて簡単にご説明したいと思います
パーマ剤の1液には色々な還元剤の種類があり、サロンではお客様が希望されるスタイルや髪質、ダメージによって使い分けています
還元剤にはチオグリコール酸系とシスティン系とあります
チオ系は強くシッカリとしたリッジのあるウェーブが得られ、シス系はダメージが少なく柔らかい質感のウェーブが出ます
技術者はそれぞれのパーマ液の特徴を理解し、希望のスタイルに合わせ施術をさせて頂いてます
還元剤にはチオ系、シス系その他にも色々あるのですが、ここ数年支流になっているのがコスメ系パーマ液です
システアミンという還元剤で、チオ系、シス系は医薬部外品登録の薬剤なのですが、コスメ系は化粧品登録のカーリング剤で、髪の毛に非常にやさしくダメージが少ないのが特徴です
システアミンは髪に浸透がよく、ふんわりとした弾むようなカールが得られます
軟毛でパーマがかかり難い髪質にも適しています
さらに最近では、チオグリコール酸とシステアミンが合わさったダブル還元のパーマ液もあり、毛髪内部の2つの結合を還元することで、くっきりと力強いカールが得られ、幅広い髪質に対応できます
ちなみにお店で使用しているルベルのプライアでは上の写真、30COSME(紫の容器)がシステアミン PLIACURL(黄色の容器)がダブル還元剤です
新しいパーマ液も出てきて、より幅広いパーマを楽しんで頂けるようになりました
例えば、コスメ系パーマ液を使用し外人風の柔らかパーマはいかがでしょうか
お店ではカラー同様、パーマでも前処理で髪に必要な栄養補給し、後処理でアルカリを除去してパーマの持ちをよくするなど、キレイにパーマを維持して頂けるよう施術をしています
今回はパーマ液の種類について簡単に説明させて頂きましたが、パーマに限らずご質問等ございましたら、お気軽にスタッフまでお尋ねください