Dari K
ライフアドアの中村太一です
先日、お客様から三条商店街にとても美味しいチョコレート屋さんがあるとお聞きして早速行って来ました
チョコレート専門店「Dari K」さんです
100%手作り
100%フレッシュ
なこだわり抜かれたチョコレートは絶品
そして100%スラウェシ島産のカカオ豆を使用されています
スラウェシ島とはインドネシアの島です
インドネシアでカカオが
そうなんです
Dari Kのオーナーさんはスラウェシ島産のカカオ豆にとてもこだわりを持っておられるのです
アジア経済と社会政策を学び、外資系投資銀行やヘッジファンドで金融アナリストとしてキャリアを積んでおられたオーナーさんは、金融のキャリアから脱却し、チョコレートを製造、販売する道に入られました
そのきっかけとなったのは、海外のあるチョコレート専門店のカフェでインドネシアでもカカオ豆が生産されていることを知り、興味を持ったオーナーさんは色々調べられたところ、日本に輸入されているカカオ豆の7割以上がガーナ産で、これに中南米の国々が続き、インドネシア産からの輸入はほんの2~3%に過ぎない
しかしインドネシアは世界第3位のカカオ産出国なのに「なぜ日本にはほとんど輸入されていないのだろう
」と疑問をもたれたそうです
調べて分らなければ現地に行く
これが私のポリシーだ
というオーナーさんは、インドネシアのカカオ豆生産7割を占めるスラウェシ島に2度にわたって渡航され、カカオ豆の栽培農家を訪ねその実態を調べられました
その結果、カカオの収穫は月に2回程度、収穫後の発酵に5日間、乾燥させるのにさらに3~4日間かかるそうで、カカオが唯一の現金収入であるほとんどの栽培農家は、この発酵の期間が待てない
更に発酵したところで販売価格は変らないという理由で手間をかけず出荷する為、低品質になってしまうことが分ったそうです
そこでオーナーさんは農家の方に発酵の重要性を説き、自らが農家の方に発酵を教え、彼らの協力を仰ぎ発酵した最高品質のカカオ豆をDari Kに供給してもらう体制を築かれたのです
オーナーさんのカカオに対する情熱と行動力に深く感動しました
インドネシアからコンテナで直接輸入されるカカオ豆はDari Kさんで焙煎され、チョコレート1個にカカオ豆を約10粒使い、これまでのチョコレートにはない「出来立てでフレッシュ
」な至高のチョコレートになるのです
カカオ豆の焙煎からチョコレートを手作りする店はDari Kさん以外、日本はもとより世界にもほとんど類をみないそうです
そして焙煎から手がけることで、チョコレートがほぼ例外なく含むカカオバターや植物油脂を一切加えることなく、純粋にカカオ豆と最高品質の生クリーム、そして最小限に抑えた砂糖だけで作り上げることが可能になり、素材の味を最大限活かした繊細なチョコレートが出来上がります
お店のショーケースにはチョコレートトリュフが沢山並んでいて色々な味がありました
今回はスタッフさんお勧のRaja(ローストカカオ豆丸ごと一粒入り)とJeruk(爽やかなオレンジピール入り)、Kismis(自家製ラムレーズン入り)を購入
さっそく頂いてみると
オイシィ~~
サイコ~~

これまでに食べたことのないチョコレート
口どけなめらかで濃厚なカカオの風味がひろがり、でもあと味さっぱり
素晴らしいお味でした
Dari Kさんでは他にも、チョコレートアイスやガトーショコラ、ローストカカオ、カシューナッツなども販売されています
全て食べてみたいですね
Dari Kさんは、6月にはJR大阪伊勢丹と7月には京都高島屋など百貨店にも出店されるそうです
さらにDari Kさんは4月15日にオープン1周年を迎えられました
一周年おめでとうございます
「カカオを知らずしてチョコレートを極められぬ
」
とカカオ豆の生産から製造まで、こだわり抜かれた本物のチョコレート
皆さんもぜひ食べて実感してみてください
Dari K
京都市中京区今新在家西町22-1F
営業時間 am10:00~pm20:00
定休日 不定休(休日はお電話でご確認下さいませ)
TEL 075-803-6456
詳しくはホームページをご覧下さい