Feist
ライフアドアの中村太一です
カナダ出身のシンガーソングライター
Feist(ファイスト)をご存知でしょうか
以前ipod nanoのTVCMで起用された曲「1234」はポピュラーであり、そのキャッチーなメロディーとハスキーな歌声はうっすら記憶にある方もいらっしゃると思います
Feistの2004年にリリースされたメジャーデビューアルバム「Let it Die」
僕は数年前に再発版のCDジャケットに一目惚れして買いました
クールなギターに、ジョニ・ミッチェルを思わすようなハスキーで透明感のある歌声
そして音の暖かさの裏に影を感じさせる不思議な魅了にグッと心をつかまれました
その後、家の棚に寝ていましたが、久々に聞いて見るとまたまたグッときて、最近お店でよく流しています
フレンチポップとも言われますが、どちらかと言うとロックやフォークより
Feistの弾くギターも最高にクールで、しかも上手い
元々、高校時代に「Placebo」というパンクバンドを組んでいて、なんと
ラモーンズのコンサートで前座も務めていたのです
その後バンドのツアー中に喉を痛めてからはギターで楽曲の制作に専念、1999年にソロデビューし、それまでとは全く違った多彩な音楽性で表現しています
そして昨年の10月に「1234」も収録されていたアルバム「The Reminder」から4年ぶりとなる4枚目のアルバム「Metals」がリリースされました
高く評価されていた今作、僕も少し遅れて購入
レコーディングはカリフォルニアのBig Sur Coastlineにスタジオをつくり、大自然に囲まれた中でされ、「川とダムと湖の景色」にインスパイアされたというアルバムは、前作のポップでカラフルな商業的要素をもったものとは対照的に、乾いた空気感とかき鳴らされるギター
彼女の内側に広がる世界に誘われるような感じで、深く感興させられます
Metalsは盟友であるチリー・ゴンザレスとモッキー、更にビョークとの仕事でも知られる、敏腕プロデューサー
ヴァルゲイル・シグルズリンとの共同プロデュースで、これまでとはまた違ったFeistです
成熟し更に深みが増したFeist
彼女の美しい歌声とメロディーは心をに強く響きます
ライフ、ライフアドアでお聴き頂けるので、気になる方はリクエストください
動画もよろしければご覧下さい