鞍馬の火祭
ライフアドアの中村太一です
先日、京都は鞍馬の火祭に行って来ました
以前から一度行ってみたかった鞍馬の火祭
いつも仕事で行けずでしたが、今年は10月22日が月曜日でお店の定休日にあるから行こう
とボスから誘って頂きスタッフ数人で火祭へ行くことに
色々と火祭について調べてみると、6時から始まり深夜12時過ぎまで行われ、9時ごろ祭は最高潮に達するとのこと
夕方に集合し出町柳の叡山電鉄で鞍馬まで乗って行く予定でしたが、駅は5時ごろから既に沢山の人で長蛇の列
と情報が入り、ひとまず以前ブログにてご紹介させて頂いた丸太町河原町上ったところにある餃子と唐揚げとお酒が美味しいVULCANさんでガンガンお酒を頂き祭に向けて清めておりました
鞍馬の火祭の由来は、平安時代中期、戦乱や天変地異が相次いで発生し、当時の朱雀天皇は御所にお祀りされていた由岐明神を御所大極殿の鬼門封じにある北東の鞍馬に遷宮することでそれらを鎮めようとされ、天慶3年(940年)9月9日の御遷宮の際、道々には篝火を焚かれ神道具、松明などを携えた行列は十町(約1キロ)に及んだそうです
この行列に感激した鞍馬の住民が由岐明神の霊験と儀式を後世に残そうと伝え、守ってきたのが火祭の起源です
さて出町柳に行くともう混雑はしておらずスムーズに出発
しかし
鞍馬に着くともの凄い沢山の人
篝火や松明が灯り、もくもくと煙が上がる鞍馬一帯の光景が幻想的でした
警備の方に誘導されながら鞍馬寺山門へと徐々に進みます
山門前には既に大きな松明をもった男達が集まっている様子で、その松明の数約300本
一斉に焼き払われるそうですが、人の多さに山門まで距離があり見れず
徐々に近づいた頃には祭も最高潮に

山門奥の石段を八所大明神、由岐大明神の順に神社から神輿が下りてくるところを見ることができました
松明が灯る中
凄い迫力と熱気
そしてここ一番の見所
チョッペンの儀
ふんどし姿の青年が神輿の担ぎ棒にぶら下がり逆さ大の字に足を広げるます
かつて、鞍馬では青年が成人になる為に行われた儀式だそうです
人の多さと祭の熱気
火祭恐るべしであります
村の宿とよばれるところには祭で使われる神道具が祀られてありました。
特大の神楽松明は鞍馬が4つに分かれていた時の名残で4本作られているそうで、祭の最後に御旅所で燃やされます
初の火祭
熱い祭りでございました
鞍馬の子供から大人まで村が一つになり、由岐明神の霊験と儀式を伝え守られてきた鞍馬の火祭
500本もの松明が夜空を照らす幻想的な世界
素晴らしい祭であります
そして我々は鞍馬を後に、街へと更にお酒で身を清めるのでございました