THE KILLS

THE KILLS

ライフアドアの中村太一です
2000年代初頭に巻き起こったガレージ・ロック・リヴァイヴァル。

90年代半ばのローファイ・ムーブメント同様、産業化をひたすら押し進めるポップ・シーンに対する自浄作用であり、生々しさの復権でありました。

時代の無意識が剥き出しのエモーションとサウンドを持った音を必要とし、ガレージ・ロック・リヴァイヴァルは世界的な現象となるのです。
ザ・ストロークスやホワイト・ストライプスなど台頭にシーンに浮上してきた数々のバンド。
その中で私が最も好きな「THE KILLS」ローファイで最高にロックでパンクなバンドです

単なるガレージ・ロック・リヴァイヴァルという枠では収まりきれない、とても個性的で独自のサウンドを持つTHE KILLS
イギリス出身のジェイミー・ヒンス(G&Vo)とアメリカ出身のアリソン・モシャート(G&Vo)による2ピースバンドです。

2002年にシングル「Black Rooster EP」でデビュー
2003年に1thアルバム「KEEP ON YOUR MEAN SIDE」をリリース。
ループするクリック音とハイハットだけのシンプルなアンサンブル。
ブルージーなギターリフにアリソンの艶めかしい声、ミニマルな音数がきめ細かに重なり合い醸し出される緊張感。
アルバム1曲目のイントロ数秒だけでノックアウトされます

ひたすらローファイでアナログなレコーディングながら、凄まじく抜けのいいサウンド、そして吐き捨てるような悪意をモチーフにした歌詞。

ブルージーで土臭いフィーリングを持ちながらも洗練された都会的な空気感を感じさせ、たまらなくセクシーです

THE KILLS

THE KILLSのサウンドは、60年代後期のローリング・ストーンズやヴェルヴェッド・アンダーグラウンド、ロイヤル・トラックスといったバンドを想起させ、そしてその生々しさからはPJハーヴェイという希有の存在を感じます

実はジェイミーは熱烈なPJハーヴェイのフリークであり、ジェイミーのバックグラウンドとアリソンのハードコアやパンク、ガレージ的バックグラウンドが混ざり合い、彼ら独自のサウンドが生まれたのです

その音楽性は高く評価されているTHE KILLSですが、アリソンはファッションモデルとしても活躍し、そしてジェイミーはあのケイト・モスと2011年に結婚するなど、音楽業界だけでなくファッション業界からも注目され話題を呼んでいました

THE KILLS

プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーからは「2003年最高のバンド」と語られ、その後一躍ロック・シーンの頂点に躍り出たTHE KILLS
また今後の活躍が楽しみです

では最後に、最新アルバムより一曲「Future starts slow」のライブ映像をどうぞ