弥山
ライフアドアの中村太一です
先日、広島県宮島の厳島神社と大願寺へお参りしたとブログにて書いておりましたが、つづいて宮島の最高峰「弥山」へと行ってまいりました
太古から山岳信仰の対象とされてきた弥山は、西暦806年に空海によって開創された霊山です。
空海は唐より帰朝し、京都へ入る道中にこの地で護摩を焚いて100日間の修行を行ったといわれ、山頂には弥山本堂をはじめとして空海ゆかりの仏閣が数多く点在しています
弥山の名の由来は、空海が古代インドの世界観の中心である須弥山(シュミセン)に似ていることから名付けられたそうです
弥山は登山道も整備されていて登ることもできますが、今回はロープウェイで山頂近くまで行きました
穏やかな瀬戸内海が一望できとても気持ちの良いところでした
ロープウェイ降り場から山を歩き弥山本堂へ
こちら空海が御堂を建てて100日間の求聞持の秘法を修されたところであり、本尊は虚空蔵菩薩。脇に不動明王と毘沙門天を祀り、両横には曼荼羅がかけられています
私、曼荼羅好きでその美しい曼荼羅にうっとり見とれてしまいました
そして本堂の向かいにある霊火堂
空海が修法を行った際の霊火が、なんと
1200年たった今も「消えずの火」として燃え続けているそうです
消えそうで消えない不思議な火
煤で真っ黒になった大茶釜が歴史を感じさせます
弥山の山頂までは少し時間がかかるので、今回は本堂と霊火堂をお参りして帰りました
本堂よりさらに歩いたところには大日堂や奥の院、御山神社もあり、そちらもまた機会があれば行ってみたいと思います
古来より神の島として崇められてきた宮島
自然につつまれ、自然とともにあり、パワーを沢山頂きました
お勧めパワースポットでございます