The Sea And Cake
ライフアドアの中村太一です
先日ブログにて音楽好きのお客様からフリー・フォーク・バンド「Vetiver」のCDをお借りしたと書いておりましたが、もう一枚「The Sea And Cake」の昨年リリースされた最新アルバム「Runner」もお借りしたのでご紹介させて頂きます
アメリカ、イリノイ州シカゴで90年代に結成されたThe Sea And Cake
ソフトなボーカルと軽快なバンドサウンドを核に据えながらもジャズ、エレクトロ、ポストロックの要素も取り入れた音楽は、90年代半ばのシカゴ音響派の中心的バンドの一つであります
私も以前から好きで、その当時からよく聴いておりました
CDをお借りしたお客様も大ファン
で色々とお話しを聞かせて頂いているのですが、なんと
昨年の来日公演、大阪ビルボードでのライブに行かれ、メンバー全員のサインをもらったと興奮しておられました
最新アルバム「Runner」は一曲目から軽快でポップなサウンドと、サム・プレコップのソフトなウィスパーボイスが語りかけるように溶け込み、まさに
The Sea And Cakeといった安定感
デビューから20年、初期のアナログなサウンドから変化を感じますが、それはこの20年間、非常に緩やかに変化を遂げてきたものであり、時代の変化に左右されたり縛られたりせず、いつもの場所にあるかのようなそんな感じを思わさせられます
彼らの作る音楽は、ただ自分たちの個性を生かして、自分たちの作りたい音楽を練り上げ、やりたい音楽をマイペースにじっくりと続けているのです
そのスタイルと音楽性に魅力を感じます
円熟と瑞々しさを兼ね備えたThe Sea And Cake
またこれからの活動が楽しみです
素晴らしいアルバムをお借りしたお客様に感謝でございます
最後に最新アルバムより一曲「on and on」の動画をご覧下さい