LET’S ONDO AGAIN
ライフアドアの中村太一です
先日お客様から訳あって沢山のCDを頂きました
ニューウェーブやパンク、ジャズなどなど
なんと15枚ほど頂いてしまって、これほど嬉しいことはないです
しかも、そのセレクトが激シブ
お客様の抜群のセンスの良さ
こんなに沢山のCDをありがとうございます
さて、その中からレアな一枚をご紹介します
大瀧詠一さんの別名義、Niagara’ Fallin’ Starsの「LET’S ONDO AGAIN」です
タイトル通り日本のソウルミュージック“音頭”とロック、ポップスが融合されたもので、大瀧さんの遊び心溢れるパロディ作品になっています
1978年にリリースされ、当時の流行曲を歌詞のパロディだけでなく、音頭のリズムにのせて曲のアレンジがされているのですが、聴き込めば聴き込むほどクオリティーの高さに驚かされます
私は恥ずかしながら大瀧詠一さんというとはっぴいえんどの人というぐらいしか知らなかったのですが
LET’S ONDO AGAINを初めて聴いてそのイメージのギャップやユーモアと音楽センスの良さにビックリさせられました
大瀧さん、ナイアガラファンの方には何を言ってるの
てな感じかもしれませんが、日本の音楽シーンに大きな影響を与える偉大なお方なんですね
ちなみに、LET’S ONDO AGAINは第一期ナイアガラ・レーベルとして最後にリリースされたアルバムだそうです
CDは1996年に再発盤としてリリースされました
アルバム内容ですが、タイトルナンバーのLET’S ONDO AGAINはチャービー・チェッカーのLET’S Twist AGAINのパロディ
ツイストの要素が完全に払拭された代わりに見事なまでのドゥワップ音頭に
そしてピンクレディーという曲は文字通りピンクレディーのヒットナンバーのコラージュがてんこ盛り
さらに、ダウンタウン・ブギウギ・バンドのスモーキン・ブギのパロディ
禁煙音頭
歌っているのはなんと
デビュー前の鈴木雅之さん
そしてバックコーラスには山下達郎さんが
すごいっす

その他にも楽しいナンバーがいっぱい
こんなにも面白いアルバムは他にはない
パロディの傑作であります
大瀧詠一さん恐れ入りました