WIRE 「SEND」
ライフアドアの中村太一です
お客様から頂いたCDの中から前回は70年代ニューヨークパンクの異端児「SUICIDE」を紹介していましたが、続いて今回は70年代ロンドンパンクの重要バンドWIRE 「SEND」です
不滅のポストパンク・レジェンドWIRE
1977年にデビュー
パンクバンドとしては異色で、知的かつファンタスティックな要素を持ち「ロックじゃなければなんでもいい」と吐き捨て、その実験的音楽性や文学的な歌詞はUKパンクシーンだけではなく、その後の音楽シーンに多大なる影響を与えたとか
30年以上のキャリアを持ち、そして今年の3月には新作「Change Becomes Us」がリリースされました
平均年齢60歳を迎えようとしても尚活動を続けています
WIREの2003年にリリースされた「Send」というアルバムをお客様から頂いたのですが、60歳近いオジ様達がかき鳴らす音とは思えないほどエッジが効いていて、パンクでミニマルでカッコよすぎ

ぶっ飛びました
WIRE結成当初はメンバーのほとんどが楽器初心者だったとか
キャリアを積みスキルを得てきたとはいえ、彼らはテクニックを磨きうまいプレイヤーを目指すよりもWIREにしかできない音楽を追求してきたそう
そんなオジ様達のハードエッジなサウンドはカッコいいんです
2000年代ポストロック以降のどのロックバンドよりもロックでパンクなサウンドを聞かせてくれるWIRE
現役バリバリのパンクバンドであります
一度ライブも見てみたいですね
では最後にアルバム「Send」から一曲
「In the Art of Stopping」をどうぞ