茂庵
ライフアドアの中村太一です
先日、吉田山のほぼ山頂近くにあるカフェ「茂庵」さんへ久しぶりに行ってきました
茂庵さんへの道のりは4ルートあるのですが、今回は吉田神社へお参りをして、境内から山道を歩いていくルートで行ってみました
山道を歩くこと15分
とても暑い日だったので、辿り着いた時には汗だくでしたが、しかし来て良かった~っと思う瞬間
私は何より茂庵さんの素晴らしい建物が大好きで、この山の中に佇む姿がほんとうに魅力的です
オープンされた当時、初めて伺った時は衝撃と感動でありました
大正末期に実業家、谷川茂次郎によって創られた茶庵の一つだったそうで、現在はカフェとして生まれかわり、京都市の「登録有形文化財」に指定されています
店内は四方をガラスの格子窓に囲まれ360度のパノラマ
西側には木立の間から京都市街を一望でき、東側には大文字が見えるという素晴らしいロケーション
また木々の緑が美しく、京都市内だということを忘れてしまいそうになります
茶の湯の用語で「市中の山居」といわれ、町中に居ながらにして山中の風情を楽しむこと、すなわち日常の中に非日常の空間を取り込み、その空間と時間を楽しむということを表す言葉で、茂庵さんのキャッチフレーズとされています
どこか遠くの山へ来たかのような感覚で日常を忘れ素敵な時間を過ごせます
さてさて、日差しの強い中山道を歩いてきたので喉がからから
ということで、抹茶金時のかき氷を頂きました
冷た~いかき氷が最高に美味しかったです
また次回は紅葉の季節にも行ってみたいと思いました