第32回 読売書法展 関西展
ライフアドアの中村太一です
先日開催されていました「第32回 読売書法展 関西展」へ行ってきました
今回伺ったのは、お客様が読売書法展に入選されご案内を頂いたので、ぜひ作品を拝見したいと思い行ってまいりました
読売書法展は、1984年の読売書法会創立とともに第1回展が開催され、古典を踏まえた伝統的な書を志向する公募展であります
出品数は公募作品が約1万5000点、役員・会友作品が約1万点、合わせて約2万5000点が全国から出品され、一週間に及ぶ厳正な鑑別、審査が行われるそうです
出品数の中で入選されることは本当に凄いことですね
全国8会場を巡回される読売書法展、関西展は京都市美術館とみやこめっせで展示してあり、会場には圧倒される数の作品でびっくり
お客様とご一緒させて頂き案内してもらいました
入選された作品を拝見できることをとても楽しみにしていたので、実際の作品を見て感動しました
お客様から解説して頂いたのですが、今回の作品は日本画家の村上華岳さんが語っていた「制作は密室の祈り」という言葉を知り、とても感動し共感され、作品制作に繋がったそうです
作品と向き合うこと書くこと、それは密室の祈りであり、また作品を見た人々へ届くもの
力一杯書かれ祈りが込められた作品に私の魂も震えました
実はお客様の作品を見させて頂くのは2回目で、昨年よりもさらにパワーアップされていると感じさせられました
入選することや賞を取ることは目的でもありますが、何の為に書くのかという次元を超え、祈りを込めて書かれる作品はとても輝いているようでした
これからどのような書を生み出していかれるのか本当に楽しみです
今回はご案内頂き、そして素晴らしい作品と刺激をありがとうございました
これからのご活躍を心よりお祈りしております