桜製作所

桜製作所

LIFE ADORE一圓です。
少し前になりますが、香川県の高松市に友人のサバチャンに会いに行って来ました!
サバチャンに関しては以前何度かブログで紹介させて頂きましたので、今回は彼の来てみて~と言ってくれていた、彼の職場「桜製作所」と施設内にある、「ジョージナカシマ記念館」について書かせて頂きます\(^-^)

桜製作所

桜製作所

桜製作所は1948年高松市番町2丁目で、「高松 顕」さん(初代社長)と惜しくも2015年9月21日に急性硬膜下血腫のため他界された取締役会長「永見 眞一」さんがモダンオリジナル家具の製造をする会社として設立。

少し余談になりますが、実は会長がお亡くなりになられたという知らせを受けた時、たまたまですがサバチャンが香川から散髪に来てくれていて、仕事終わりに一緒にご飯を食べていた時でした。
その時にサバチャンから会長についてのお話を聞かせて貰いました。
満91歳で他界された永見眞一さんは大変温厚な方だったそうで、お人柄と本当に良い家具を作る信念に惹かれ多くの職人が会長を慕っていたそうです。
職人が惚れ込む職人、それが永見眞一さんでした。
この場をお借りし、心からのご冥福をお祈り致します。
(会長のお写真を外部から拝借致しました「Casa BRUTUS」リンク

永見眞一さん

創業以来「人と木と美を大切にして、永久に伝わるよいものづくりを、世界のために」を、企業理念に掲げ家具を作られています!
昔、様々な仕事があった時代に熱き思いを持って働き、未来への可能性を語り合った人々が作り上げて来られた生粋の職人集団です。
大工の手仕事をベースに一つの家具を始めから最後まで、一人の職人が家具を作り上げるというスタイルです。
その精神は今も若い職人に受け継がれ、観て学び沢山の木と触れながら成長していき、時とともに良い職人へと育っていきます。
格好良くて、素晴らしいですね!!

桜製作所

中の工房を特別に見学させて頂きました(^-^)
皆さんの邪魔にならない様に、写真は控えさせて頂きました。
大きな家具は注文が入った時点でどの樹木を一使用するかを決めます。
大変大きな板や節目が残っている物など沢山の中から選び出し、始めから最後まで一人で作り上げる工程はなかなか今の量産の時代に珍しいのではないでしょうか。
細さ、曲線、座り心地、そしてその物自体の存在感。
分業でないからこそ出来るクオリティを感じました。
「美しいものは変わらない」「いいものを長く使って頂きたい」、桜製作所の「ものづくり」の基本。

桜製作所

もし、機会があれば是非このクオリティを作り出す、家具職人集団の会社に足を運んでみて頂きたいです(^ー^)
サバチャンが「コレ、俺が作った」と指さしたのは「ベンチ」というジョージナカシマの家具でした。
本当に雰囲気があり、彼の手仕事に感銘を受けました(´ー`)
またいつの日か、サバチャンに最高の一脚をお願いします!!

桜製作所 手拭い

桜製作所 バターナイフ

桜製作所 バターナイフ

自分用のお土産に「自分で作るバターナイフ」とサバチャンが作っていた「ベンチ」も描かれている手ぬぐいを買って帰りました(*゚▽゚)ノ
バターナイフとして使用する事でどんどんオイル加工がされて、いつまでも使用出来るそうでとても楽しみです!!
「ジョージナカシマ記念館」については後日書かせて頂きます!