ボルベール 帰郷
映画を語るには文才の少ない私ですが、宜しければおつき合いください
先日2006年にスペインで作られた映画、「ボルベール 帰郷」を観賞致しました。
主役のペネロペ・クルスはカンヌ映画祭で最優秀女優賞を受賞。
監督は「バッド・エデュケーション」のペドロ・アルモドバル。
最優秀脚本賞を受賞しました。
映画は観る人によって色んな視点や感情や印象などが残るのでしょうが、個人的に主人公と同じ女性という性別の部分で沢山思う事がありました。
この映画を通して、死や母娘の特別な愛や生きる事を感じました。
私も辛抱強く心も寛大で、何より絶えない笑顔の持ち主の母を大いに愛し尊敬しています。
私自身まだ未婚ですが、結婚して子供が出来たら母としての私と娘としての私、女としての私と向き合う事になるでしょう。
ペネロペ扮するライムンダは母に再会し子供の一面を母に見せるのですが、どの時にも芯のある強さの輝きを絶えずみせられました。
映し出される色彩美も美しい
単純にスタイリングを参考にしたいお洒落さがありましたが、ライムンダの赤いリップにグラマラスなファッションながらも母親としての風格が必ず感じられるのは素敵に感じます。
毎日色んな考えや感情と同居して過ごしていますが、上手く付き合えず自分が嫌になる時も勿論あります。
そんな時は自分に自信が持てるような色んな事をしています。
ボディーマッサージや本を読んだり女性らしさを追求してみたり・・・
マイナスな時があってもポジティブに、今ある人生を歩んで行きたいです
女に生まれた事を楽しもうSMILE自分なりに、自分らしく
そんな気持ちになる映画でした。
私は好きです、この映画。
素敵なシーンを付け加えて貰いました。お楽しみ下さい