顔魂~KAODAMA~石井竜也展示会
LIFE ADOREのやまもとです
京の七夕祭りの一環として、二条城の一部が夜間(19:00~21:00)無料開放されています
堀川のイルミネーションを見たその足で、二条城まで行ってきました
中に入ると順路が決まっており、左手に願い事の書かれた大きな灯籠が立ち並びます。
その横を通り、門をくぐれば国宝の二の丸御殿
闇夜に中、ライトアップされて浮かび上がる姿は存在感たっぷりでものすごぉくカッコイイ
曇り空の具合が何とも幕末を想像してしまい、当時の武将達の息づかいが聞こえて来そう…
門を開けて出て来てもおかしくない…ってな妄想をしてひとりドキドキしちゃいました
もう少し眺めていたい気持ちに後ろ髪を引かれながらも順路を辿って行けば、今回の私のお目当て
「顔魂~KAODAMA~石井竜也展示会」
顔魂ちとは、石井竜也氏が絵付け前の素のダルマに粘土や塗料を施し、無計画・無秩序に生み出し続けている石井氏のその時々の内面を映し出す魂の塊
今回、二条城には龍神と河童の二体がどっしりと腰を構えておりました。
オドロオドロシさの中にダルマの丸みのせいだけではない哀愁を漂わせた憎めない表情をした二体。
鱗や爪、牙…細部まで手で作り上げた温かみがあってすてきなイキモノでした
現在制作数100体を優に超える顔魂の中から約40体が、二条城だけでなく京都の街中11ヶ所にて展示されているそうで、漫画ミュージアムやADOREのすぐお隣の韓国伝統茶専門店「素夢子古茶屋」でも今月31日まで展示されているようです
知らなかった
2008年には六本木ヒルズの美術館・奈良の薬師寺で個展を行い、2009年には東京ディズニーシー、2010年にはシルク・ドゥ・ソレイユシアター東京でも作品が特別展示されたという注目の作品が京都でみれるのです
興味のある方は是非見に行ってみてください
私も時間を見つけて展示会場を巡ってみたいなと思っております