シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」
もう街中はすっかりクリスマスムード
いろんなお店に入っても、クリスマスプレゼント用の品々が並びます
プレゼント選び、優柔不断の私は迷いに迷いますがその人の事を考えて選ぶのは楽しいもの
本好きの私はプレゼントに本を選ぶ事も多いです
何度か人に贈った事もある、私も大好きな絵本を紹介します
シェル・シルヴァスタイン「おおきな木」
昔から読まれている名作です。白黒の、でも味わい深い絵と簡素な文。
この本は、大きなりんごの木とひとりの男の子のお話。木がただただ見返りも求めず男の子を愛する話です。
そう、まるで母親のような大きな愛です。
葉っぱで男の子をぎゅうっと抱きしめています。
こんな優しい絵が大好きです
そしてこんな愛らしい絵を書いている作者のこのいかつさに更にビックリ
本は子どもだけのものではなく、おとなにも沢山のものを与えてくれます。
私もこの本に出会ったのは社会人になってからですが、忘れられない感動を与えられました。
親御さんにも子どもさんにもどちらにも楽しんでもらえる本だと思います
最近本屋さんに行ったら村上春樹の翻訳版が出ていました。
「ノルウェイの森」も映画化され乗りに乗ってる村上春樹さん、彼もこの本が好きなのかなあ…とニンマリ
今年のクリスマスプレゼントに、こんな一冊はいかがでしょうか