金剛能楽堂
LIFEの杉山です
僕は御所の東に住んでいるのですが、僕の家から御所を西に突っ切った所に金剛能楽堂があります。その金剛能楽堂に行ってまいりました
能の世界は全然理解が無い僕ですが金剛能楽堂はご近所なので少しその世界に触れてみました
金剛流は能楽シテ方五流派のひとつで宗家の多くが本拠地を東京とする中、関西に唯一在る流派らしいです
この日は「神歌」の他、「高砂」などの演目と続いていきますがはっきりいってまったく何を言っているのかは分かりません
所々知った言葉は確認できますが、まるで知識のない僕には皆無であります
しかしながら、威厳や美しさであったりとかその空気感は伝わってまいります
「高砂」は相性の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、人世を言祝ぐ大変めでたい能らしいです
能は、俳優(シテ)の歌舞を中心に伴奏である地謡(じうたい)や囃子(はやし)などを伴って構成されていて、舞と謡を担当して演技を行うのがシテ方、ワキ方および狂言方で、伴奏音楽を担当するのが囃子方(笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方)で、シテ方が中心となって行われるため、ワキ方、囃子方、狂言方を総称して「三役」と呼ぶそうです
なかなかどうして、このような基本も踏まえて観ると少しは見方が深まるというもの。
次の機会にはもっと予習して望みたいものです
全然関係ないですが、金剛能楽堂の池に立派な錦鯉が沢山泳いでいました