桜並木

連休を利用して実家のある滋賀に帰りました

京都は桜の見頃は過ぎて葉桜になりつつありますが、滋賀はそれより後が見頃。

多分今が見頃とにらんでお花見に行くつもりでしたが生憎の雨で断念

ところが。自分が学生時代に毎日通学していた道で、この季節に毎年美しい桜並木になりそれを楽しみにしていた場所があるのですが、何年か前に木が弱ってしまったり病気になってしまったりでその桜並木が一斉に伐られてしまったのです。

花が咲いた時は見事だっただけに枝をバッサリと刈られてしまった姿は見るのが忍びなく、寂しい思いをしていましたが今年何の気なしにそこを通ると…

なんと細々と桜が咲いているではないですか

伐られた部分から一生懸命若葉が芽吹いてその先に立派な桜の花が…

いや～植物の、生命の力ってすごい。

全ての枝を落とされ、あんな幹だけの姿になっても再び美しい花を咲かせられるなんて…

どの木もいびつながら精一杯上を向いて以前と変わらぬ美しい花を咲かせている姿に感動

すごい…と思って思わず車を降りて写真を撮りました。

以前のような立派な木になるには時間がかかるでしょうが、力強く生きて行くんだろうな、と思います。

来年もまたこの元気を与えてくれるような桜の花に出会えるのを楽しみにしております

美しい桜の名所は数あれど、今年一番感動した桜並木でございました