コクリコ坂から

コクリコ坂から

LIFEの岡本です花
8月に入り、ミーンミーンと蝉の声が暑さを際立たせて、真夏らしい陽射しが降り注いでいますね太陽
さて、先日私は、映画「コクリコ坂から」を観て来ました星2
子供が小さい間はなかなか映画館に行くタイミングも難しいのですが、ジブリ映画は映画館で観るパーと決めていて、同じくスタジオジブリの「借りぐらしのアリエッティ」以来の映画館でした八分音符
ん~泣きました泣き笑い
私はすぐ涙腺が緩むタイプなので全く参考にはなりませんが、、、
因みに同じくジブリ大好きADOREの中村ママからかうも泣いたそうですよ。
「ゲド戦記」に続きジブリ第2作目となる宮崎吾朗監督作品「コクリコ坂から」は1980年頃少女マンガ「なかよし」に連載され不発に終わり映画化可能の目途が立つも時代的制約で断念し、今やっと少し昔の物語としてジブリが完成させた宮崎駿企画の作品旗

コクリコ坂から

1963年、貧乏だが希望だけがあった時代、私もまだ生まれる前の横浜が舞台船
主人公は高校生達。人を恋うる心を初々しく描き、異性への憧れと尊敬を失わず、純潔にまっすぐ、それをてらわずに描いた作品でしたきらきら
その時代を知らない私もなんだか懐かしくなるような、そして女性が凛として強く、男性が硬派でりりしい。
生まれ持ったままを受け入れ、直撃し、ケジメをつける。潔く清々しい生き方がそこにあり、置き去りにされた空虚感を埋めるべく世に出された作品のような気がしました虹
リアリティを追求する高畑勲、ファンタジーを諦めない宮崎駿、スタジオジブリの看板は世代交代を迎え、私はもう観る事の出来ないであろう夢の続きをいつまでも恋しく思いつつ、今回の宮崎吾朗監督や「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督の今後にも期待していきたいと思います。
そして創立当初に1度行った「三鷹の森ジブリ美術館」をふと思い出し、今度は娘も一緒に訪れたいなぁと思いましたハート

コクリコ坂から