あるいは裏切りという名の犬
なかなかそんな気分になれないですがホントはもうすっかり秋。
最近、大好きなはずの本を読んでなかったり映画に疎かったり、ちょっと心に栄養を与えてあげるのをサボっていたなあと反省。
なのでこの秋は食欲の秋・読書の秋・芸術の秋を出来るだけ満喫したいと思っています。
手始めに買ってからずっと見ていなかったこの映画を見ました。
「あるいは裏切りという名の犬」
この映画を知ったのは大分前で、DVDを見つけて喜んで購入したのですがいざ手に入れるとなかなか見ないまま…そしてやっと見ました
監督はなんと警官の経歴を持ち、この映画も実話を基にしたストーリーだとの事。
舞台はパリの警察庁。昔は親友同士だったレオとドニ。
現在はレオの妻であるカミーユを巡り争った事から今は精神的にも立場的にも深く対立している。
そんな中、凶悪な犯罪を重ねる強盗犯グループを追う二人。
二人の対立から悲劇が起こり、野心家のドニにはめられレオは刑務所の中に…。
最初っからスピーディーでスリリングな展開、同時進行で進む場面の切り替えが効果的で胸をわしづかみ。面白い…
これが実話ベースだなんて…
レオとドニ、二人のオヤジの顔がいいんですよね~。
ええ顔してます。
この二人を取り巻く脇役達もまた渋い。
セリフが無くとも雄弁な表情で語ります。
ほんに、いい映画でした
秋は良い季節ですよね。いろんなところから刺激を受けて、ますます耳寄り情報をお届け出来るようにします