深夜特急
今更ながらなんですが、どっぷりハマっています沢木耕太郎「深夜特急」シリーズ。
誰もが名前を知っている本ですが、恥ずかしながら読んだ事がなかったのです
古本屋で第一巻を見つけ薄い本ということもあって軽い気持ちで購入したのですが、いざ読んでみたら面白くて面白くて…
続きが気になってたまらず新書でまとめて四巻まで購入。
全六巻なのです。ただ今四巻を読み中。
皆さんご存知でしょうがバックパッカーのバイブル的存在です。
著者である沢木さんが26歳のある日、全ての仕事を放擲して有り金全てを持って日本を旅立ちつ。
インドのデリーからロンドンまで乗り合いバスで移動する、という一見無茶に思えるチャレンジを果たすために…。
26歳という若さも手伝ってか彼の物の見方がとても瑞々しく旅を心と体で味わう様がとても魅力的
素直に感動し土地の人々となじみ時にはこちらがハラハラするような無謀さも…
様々な描写が自然に目の前に現れるように感じられます。
うぅ、面白い…
果たして彼はゴールのロンドンにたどり着けるのか?
巻末には沢木氏と様々な方との対談が。これもまた本編とは違う楽しみ
2巻にはなんと健さん
元々人から薦められたのですがそれは映像化された深夜特急だったんです。しかも主演は私の好きな大沢たかお
読破したらこちらも続けて見ようと思います。沢木さんのたどった道を映像で見られるなんて…て今から楽しみです
本の中身を楽しむだけでなく、著者である沢木さんに興味がわきます。
旅が進む中で旅の記述だけでなく自身の内面に触れるような場面もサラリと書かれていて色々な意味で彼の旅の結末が気になってきます。
こんな魅力的な方にぜひお会いしてみたいものだ…と本を読みつつ思っています。
なぜにこの本がこんなに読まれているか、納得です。
この前もご来店下さったお客様とこの本の話をしていて、その方と今まで話した事のないようなお話しが出来てとても嬉しかったのです
きっとこの本に影響を受けられた方は多いはず。
いろんな出会いを運んでくれるステキな本です。
お好きな方、またお話ししましょう