竹光侍
マンガ大好き宮川です
少し前に杉山店長が松本大洋の本を紹介していました。
たまたま私が今好きなマンガも松本大洋
以前にも松本大洋のマンガ「ナンバー吾」をご紹介しましたが、今集めているのが「竹光侍」です
「ナンバー吾」でマンガの枠を越えてしまったような気がして、次はどんな物語になるのだろう…
と思っていたらなんと今度は舞台が江戸時代、侍が主人公。しかも原作は別の方。
あらまあ意外な、と思いましたが、かわいくも毒のある絵柄が、刀で命のやり取りをする血生臭い世界にマッチするのです。
もちろん(キモ)かわいいキャラクター達もたくさん登場してそれらも楽しみ
江戸にふらりと現れた浪人、瀬能宗一郎。
異様なオーラも漂わすも腰に下げたるは何故か人を斬ることは出来ない竹で出来た刀、竹光。
大いにワケありの様子だが近所の子供たちには慕われじょじょに居場所を見つけていく。
しかし彼のつきしたがう黒い影のようになぜか瀬能を追う者が現れる…
全8巻、実はもう完結しているのですが私が持っているのはまだ5巻まで
ほのぼのとした所とダークな部分が同居しているストーリーなのですが、進むにつれだんだん悲劇的な結末が香ってきたような…
なので余計に結末が気になります
とにかく絵が美しいです。
一枚一枚の絵を見ているようで、ついつい絵に見入ってしまってページを繰る手が止まったり。
なので何度も楽しめる本です