第３５回日本アカデミー賞

ＬＩＦＥの杉山です

先日、第３５回日本アカデミー賞の授賞式がありましたね

みなさんはチェックされました

僕はどんな作品や俳優さんがノミネートされているか全然知らなかったのですが、結果は『八日目の蝉』が最優秀賞１０冠という独壇場でした

受賞内容は最優秀作品賞、最優秀監督賞（成島出）、最優秀脚本賞（奥寺佐渡子）、最優秀主演女優賞（井上真央）、最優助演女優賞（永作博美）、最優秀音楽賞（安川午朗）、最優秀撮影賞（藤澤順一）、最優秀照明賞（金沢正夫）、最優秀録音賞（藤本賢一）、最優秀編集賞（三條知生）といった具合

『八日目の蝉』は僕は観ていないのですが、直木賞作家の角田光代さんの同名小説を映画化したもので、不倫相手の子供を誘拐した女・希和子と誘拐された娘・恵理菜を描く人間ドラマだそうです

永作博美さんは今や日本の代表的な女優さんになられましたが、僕がまだ高校生くらいの頃にアイドルとして活躍されていた頃にはこんな女優さんになられるとは想像もつきませんでした

そのほかには最優秀アニメーション作品賞には『コクリコ坂から』選ばれましたが、第２１回日本アカデミー賞で『もののけ姫』がアニメーション部門ではなく最優秀作品賞に輝いている事を考えると、まだまだお父さんの存在は大きいというところでしょうか

あと個人的にはやっぱり、『八日目の蝉』が賞を独占する中『大鹿村騒動記』で主演をされた故原田芳雄さんが最優秀主演男優賞を獲得されたのがよかったな、と思いました

授賞式の壇上には娘さんの麻由さんが上がり、挨拶をされていました

原田芳雄さんはかつて優秀主演男優賞は受賞されておられたようですが、最優秀主演男優賞は今回が初めてだそうです

素晴らしい俳優さんだと思っていたので、願わくば生前に受賞させてあげたかったですね

娘さんも女優さんなのでこれからも頑張っていただきたいものです