生誕100年ジャクソン・ポロック展
ライフアドアの山本です
今年の始めからずーっと見たいと思っていた『生誕100年ジャクソン・ポロック展』を見るために東京国立近代美術館へと行って来ました
ジャクソン・ポロックは、床一面に広げたキャンバスに刷毛やコテで塗料を滴らせる「ドロッピング」や線を描く「ポーリング」などのアクションペインティングの技法で知られる抽象表現主義の代表的な画家です
彼の絵には勢いがあり、リズミカルでまるで音楽のよう
それは、その時その時の彼の感情そのもののように見えました
ジャクソン・ポロックの事は詳しくは無かったのですが、その絵を見た時にもっと見てみたい知りたい
という 思いから、今回東京まで足を運ぶ事にしました
これは、彼のアトリエの床を再現したものです
床までもまるでキャンバス
素敵です
床に飛び散った塗料までも彼の軌跡
ジャクソン・ポロックの大規模な展覧会が日本で行われるのは今回が初めてだそうです
今回の展示では、時代ごとにポロックの絵を見る事が出来、初期の風景がを描いていた時のものから様々な人やものに影響を受け、新しいものを常に追い求め、苦悩と挑戦を繰り返しながらアクションペインティングに辿り着くまでを見る事が出来ます
ドロッピングやポーリングで自分のスタイルを確立した絶頂期を迎えても、満足する事は無く次へ次へと新しいも のを探し求める姿勢が絵の中に伺えました
時の流れを常に感じていた人だったのだと思いました
常に何かを追い求めながら、留まる事無くポロックは44歳という若さで自動車事故によりこの世を去りました
色んな事に苦悩し、繊細にストイックにアートと向き合ったポロックに感銘を受け、ポストカードと雑誌を買ったのでが、実は旅の途中東京の駅に置き忘れて来てしまったと言うおバカっぷり
手元に残ったのは、入場券のみであります
残念すぎる~
だけど、しっかりと心で感じて、頭に刻んで来たから大丈夫です
大胆かつ繊細に
そして、前へ前へと前進する姿
そ して、楽しむ心
勉強になりました
アートに触れるってやっぱり良いものですね
ゴールデンウィークの5月6日まで開催されておりますので、東京へ行くご機会がありましたら是非オススメです