吉原治良没後40年記念展
LIFE ADOREでみんなでレッスンした帰り道。
普段通らない道を進んでいたら…
おおっとこれは…
なんか見た事あると思わず立ち止まってしまったポスター。
20代前半の頃、人から教えてもらい衝撃を受け、大好きになった「具体」の吉原さんではないですか
思わず立ち止まり激写
よくよく見ると…ただ今、芦屋市立美術館で吉原治良没後40年記念展をやっているんですね
これは行かねば
具体、吉原治良ってというと。
「具体」とは、兵庫県芦屋市在住の画家、吉原治良がリーダーとなり結成された「具体美術協会」の事です。
それまでの美術の概念にとらわれない奇想天外、ユニークな作品をたくさん生み出した前衛美術グループなのです
私はこの具体の結成50周年の時に兵庫でやっていた回顧展を教えてもらい、初めて知ったのですがその回顧展では衝撃を受けたのを今でも覚えています
まずは会場に入る前に階段に点々とついた足跡から。
否応なしにワクワクしてくるではないですか
そして中にはカラフルで楽しい、様々なアプローチから美術を楽しもうとするような面白い作品がズラリ
美術展、という概念さえどこかに行ってしまいます
今こうやって思い出しても「面白かったなあ~」とまた行きたくなります。
優れた芸術家は操る言葉も美しい、という事を教えてくれたのも具体でした。
吉原治良の言葉にはすごい力を感じました。
「われわれはわれわれの精神が自由であるというあかしを具体的に提示したいとねんがんしています」
これは具体の活動の最初に吉原治良があらわした文章の一部です。
具体というものを表すのによく使われるのですが、この言葉にズキューンとやられ、当時この言葉を書き写して持ち歩いていたほど。
吉原さんの言葉にもっと触れたい、と思っていました
またふいに吉原さんに出会えてほんとに嬉しかったです
没後40年吉原治良展、芦屋にまで絶対行こうと思います。
またレポートお伝えします