KOTOKO

KOTOKO

映画づいておりますLIFEの宮川です桃
ピナ・バウシュの良い映画に出会えたので映画熱が高まり、また観てきましたマラソン
Cocco初主演、塚本晋也監督「KOTOKO」ですダンス
映像と音楽の叙情詩のようなオリジナリティーのある世界観を持つ塚本監督と強さと危うさを併せ持つ唯一無二の存在感のCocco、この互いに独特の世界観を持つ二人がぶつかったらどうなるのか。
怖いようなワクワクするような気持ちで劇場に足を運びました歩く人
世界がふたつに見える琴子(Cocco)。
ひとつに見えるのは歌っている時だけ。
彼女には幼い息子がいる。
愛おしい息子と二人だけの穏やかな暮らしを夢見るが息子を守ろうとする強迫観念のあまり、二人の生活は破綻する…。
とにかくCoccoの表情、しなやかな体、そして歌声全てに圧倒されます見ざる
琴子のギリギリの綱渡りのような切迫感はノンフィクションかと思ってしまうほど。
痛々しくて目を背けたくなるんですが彼女の歌声があまりにも優しくてどんどんその世界に没頭していきます目

KOTOKO

Coccoと映画を作るのが長年の夢だったという塚本監督。
「KOTOKO」は全女性への真の讃歌だというCocco。
俳優としても出演している塚本監督、この二人の感性のぶつかり合いは本当に奇跡的爆弾
撮影直前に東日本大震災が起こり、撮影延期も考えたという監督。
それを変えたのはCoccoの強い意志と子供達を必死で守ろうとする母親達の姿だったそう。
痛くてズシンとくるのに、琴子の必死で生きようとする姿は希望に満ちています拍手
全編を通して流れるCoccoのナレーション、音がとても気持ちよくて内容はハードでも優しく耳を打ち光が差すよう花2

KOTOKO

音楽はもちろん、美術も担当したというCocco、私が行った京都シネマには絵や劇中に登場した小道具達が飾られとってもかわいいのですてれてれ
本当に多才な方なのですね星3
Coccoの体中から溢れるパワーをぜひ感じてみて下さいスパーク