井岡一翔ＶＳ八重樫東

ＬＩＦＥの杉山です

ＷＢＣ・ＷＢＡ世界ミニマル級王座統一戦　井岡一翔ＶＳ八重樫東。

それはＷＢＣ（世界ボクシング）評議会とＷＢＡ（世界ボクシング協会）による国内初の王者統一戦です

みなさんはご覧になられました

薬師寺VS辰吉以来のビッグマッチと謳われたこの一戦ですが、現在ＷＢＣとＷＢＡ合わせて８人の世界王者がいる中で、ＷＢＣ世界ミニマル級王者の井岡選手とＷＢＡ世界ミニマル級王者の八重樫選手がお互いのベルトを賭けて戦いました

正確なジャブで的確で無駄のない井岡選手と重いパンチで一発がコワイ八重樫選手

ラウンド序盤から八重樫選手の目が井岡選手のパンチでどんどん腫れ上がり、最後のほうは左目はだいぶ視界を奪われていたかと思います

一進一退の攻防が続きましたが、結果はフルラウンド戦って判定３－０で井岡選手の勝利でした

井岡選手は綺麗なボクシングで、さすがわずか７戦で世界に上り詰めた実力を見せつけたといったところでしょうか

ですが、僕的にはとても八重樫選手が気になりました

そのファイトスタイルが実にワイルドで、泥臭い感じのオーラがプンプンしたからです

岩手県北上市出身の八重樫選手は被災地の方々の思いも背負って戦っておられたかと思いますが、この試合が行われた大阪は井岡選手のホーム。

圧倒的に井岡選手を応援する人が多いかと思いきや、試合中に何度も八重樫選手を応援する声が響いていて、やはり八重樫選手の熱い戦いぶりを支持する人も多いのだなと思いました

チャンピオン同士というお互いのプライドを賭けた一戦。

両者死力を尽くした激闘でしたが、八重樫選手にはまたここから頑張ってほしいものです