一六タルト
LIFEの杉山です
お客さんからご来店の際にお菓子をいただいちゃいました
四国の名菓、『一六タルト』です
お菓子をくださったお客さんはご友人の結婚式の出席のために香川に旅行されたそうですが、『一六タルト』は松山名物。
でもそんなことはいいじゃないかということで、わざわざ僕たちのためにお土産としてご持参くださいました
旅行中などは超プライベートな時間なのに、そんな中で少しでも僕たちの事を思ってお土産を持ち帰ってくださるということは本当にいつも感謝の気持ちこの上ないです
そんなわけでいただいた『一六タルト』
くるくるっと巻かれたロールケーキのような形状
でもこちらはクリームではなく餡子が入った南蛮渡来のお菓子。
ポルトガルから長崎に渡った南蛮菓子タルトを食した久松家初代松山藩主・松平定行公がその味を賞でて松山に持ち帰ったそうです
当時、タルトはカステラの中にジャムが入ったものだったそうですが、現在のような餡入りのタルトは定行公が独自に考案したものと思われているとのこと
その製法は後に久松家の家伝とされて明治以降松山の菓子司に技術が伝わり四国の名産となったそうです
『一六タルト』は四国特産の生柚子の風味が上品でしつこくなく、とっても美味しいです
僕的にはやっぱり渋い日本茶が飲みたくなる一品であります
余談ですが、お菓子がすでにカットされていて食べやすいようになっているのも心憎い配慮であります
そんなわけで『一六タルト』、スタッフの皆で美味しくいただきました
ありがとうございました