伝説が、壮絶に、終わる。
LIFEの杉山です
夏が終わる。伝説が終わる。ってなことで、以前にブログでも公開前にご紹介させていただいた映画『ダークナイト ライジング』を鑑賞してまいりました
そんなわけでダークナイト ライジング その2です
クリストファー・ノーラン版バットマン3部作もいよいよこれで最終作
迫力の映像と豪華出演陣でおくる本作は噂どおりのゴージャスな映像で、のっけから目まぐるしく展開されるストーリーで観客をグイグイと引っ張っていきます
とくに僕はオープニングの悪役ベインが博士を飛行機ごと奪還する空撮にやられました
前作もそうですが、ノーラン監督の作品はオープニンからグッと惹きつけてこちらの期待を膨らましてくれる仕掛けがとくに秀逸に感じます
ノーラン監督って大作になっても、どこかtチャラ過ぎなくそれでいてダイナミックで豪華な映像とストーリーをつくる人のような気がいたします
でも結果としては、今回のトム・ハーディー演じるのベインは、前作のヒース・レジャー演じるジョーカーが残した強烈な印象には少し届かなかった印象があるのは事実といったところでしょうか
同じく鑑賞されたお客さんと話していても、同じ意見の方が多かったです
俳優陣も映画『インセプション』のメンバーがたくさん出演していて、少し『インセプション』とダブってしまいそうになりました
でも、なにはともあれ世界観といいポップに終わらせないクールなストーリーは健在
完結編という事もあって、前々作の『バットマン ビギンズ』と前作『ダークナイト』のストーリーが絡んできて物語のパーツが集結していく模様は前2作を観ていたほうがより楽しめる内容になっています
そして、原作でもおなじみの有名なキャラクターたちも新たな解釈で登場させるノーラン監督のファンサービスもしっかり用意されています
映画のキャッチコピーで『伝説が、壮絶に、終わる。』とありましたが、じっさい壮絶に終わりました
これで終わっちゃうのは少し寂しいですが、これで終わったほうがキリもよくていいかもですね
またノーラン監督の次回の作品に期待がかかります