大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ

この夏、頂いたお休みで少し遠出をしてきましたマラソン
新潟県の越後妻有地域で3年に一度開催されている「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」に行って参りました目
9月17日まで開催されているこの「大地の芸術祭」、2000年から始まり、この妻有地域を広く使いそこかしこに世界各地からやってきたたくさんのアーティストが作品を設置しているのです。
以前紹介した瀬戸内アートサイトも、アートで町おこしという大きなコンセプトがありましたが、この大地の芸術祭も冬は賑わうが夏は来る人が極端に少なくなる、という悩みや過疎化の問題に取り組む。
という側面があるようです。
なのでただ単に会場というより場所とアートの密着度が高いのです。
瀬戸内アートサイトでも感じましたが、その場所を生かす、その空間とアートが共存しお互いを引き立てあうようなものを感じましたきらきらきらきら
広い地域に本当に沢山の様々な作品が林立し、ちょっと計画性ナシに行ってしまった私はとても回りきれませんでした歩く人あせあせ
妻有の山も森も棚田も、全てが会場となっているのです拍手
この地域で使われなくなったものを作品中に登場させたり、地域の方がボランティアとして参加されていたり。
広くて懐の深い大地に迎え入れられているようです。
ノー計画すぎて本当に見きれなかったものばかりショッキング
悔やまれます~雫
でもいくつか著名な作品は見ることが出来ました。

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ

越後妻有里山現代美術館「キナーレ」ではいくつもの個性的な作品に出会えます。
クリスチャン・ボルタンスキー、カルロス・ガライコア、などなど他にもたくさんダンス

光の館

ジェームズ・タレル「光の館」は天井に四角い穴が空いていて時刻の移り変わりによる空の変化を楽しめます。
草間彌生の「花咲ける妻有」はシンボリックな存在。
本当はもっともっとたくさんたくさんの作品が点在しているのですが、私がまわれたのはこれぐらいあせあせ
とても1日ではまわりきれません勝ち誇り
暑い夏の日、緑も山も美しい妻有の地をまるで宝探しのようにポツンポツンとある道しるべを頼りに大地に根づくアートを探してさまよう。
あらゆるアプローチを楽しめて頭がぐるーりと揺れるよう。
懐かしいような地で出会う未知のアート。
次は3年後…
関西からは少し遠いですが今年は明日が最終日、3年に1度の祭、付近にいらっしゃる方はぜひぜひ体感してみて下さい虹