長野陽一さん
昨日にプルルルルーと電話が鳴り、たまたま自分が受話器を取ってご対応したら「長野ですー。」
と2年前にカットにお越し頂いた写真家の長野陽一さんからでした。
と2年前にカットにお越し頂いた写真家の長野陽一さんからでした。
「お知らせをいつもいただいておりましたー。」と当店がお送りさせて頂いているグリーティングカードのお礼を下さり、カットの予約を頂きました。
ワクワクしながらご来店をお待ちしておりますと、颯爽とご登場下さいました。
以前のご来店時に一度しかお会いしていないにも関わらず、ドアを開けてお店に入って来られた長野さんの笑顔を見て、なぜだか随分と懐かしいお知り合いの方に会う様な不思議な気持ちに。
カットのオーダーをお聞きして施術中にこの度に発表された写真集「BREATHLESS」の写真展を京都フォイル・ギャラリーにて開催されるので来京された事や、今回の作品について詳しくお話を伺わせて頂きました。
自分は今夏に宮古島へ旅したのですが、宮古島は長野さんも大好きな島であったらしく、おおいに宮古TALKで盛り上がりました。
夜にはパーティーがあり、時間があればとお誘い頂きましたので、昨夜お呼ばれして来ました。
以前にご紹介していた作品集「シマノホホエミ」は偶然を記録的にスナップされる撮影方法で、日本全土の島々に住む人々と風景に魅せられ、その原風景を追い続けられている中での作品集でした。
今回の新作「BREATHLESS」は、そこに暮らす人々が普段の装いのまま、水中に佇む瞬間を非日常的なシチュエーションをセッティングすることで、物事を俯瞰的に捉えて仕上げられた作品集だそうです。
今回の新作「BREATHLESS」は、そこに暮らす人々が普段の装いのまま、水中に佇む瞬間を非日常的なシチュエーションをセッティングすることで、物事を俯瞰的に捉えて仕上げられた作品集だそうです。
表層から感じられる美しさの反面、現代社会の閉塞感を露にし、生と死の気配を内包した尊い存在を浮かび上がらせます。
と頂いた資料には書かれています。
お伺いしたギャラリーでは長野さんが自ら丁寧に作品の写真のご説明を下さり、水中での撮影の困難さや被写体のパーソナリティのオモシロ話や、一枚一枚のエピソードを面白可笑しくお聞かせ下さいました。
どの写真からも不思議で尚且つ、海の中の圧倒的な美しさとその中に佇む被写体から感じるオーラの様なモノをビッシビシ感じました。
写真集も頂いて来ましたが、アート・ディレクションをオランダのデザイナーSYBが手掛けられ、長野さんが撮られた写真を尚一層に美しくも儚く感じれる素晴らしいディレクションが成されていました。
パーティー終了時間過ぎに訪れたにも関わらず、ご歓談されていた来客の方も多く、またFOIL GALLERYのスタッフさん達が温かくお迎えして下さりエスコートもして下さいました。
和やかな空間の中で初めて生で見る長野さんの写真は本当に心地良く、長野さんご自身のMOODを感じました。
また長野さんご自身が我がLIFEのBLOG用に作品の写真をお撮り下さったり、2SHOTまで頂き、ありがとうございます!
お気遣い下さった皆様もありがとうございました!!
ご興味がおありの方は今月9月23日まで行われていますので、是非ともFOIL GALLERYまで直接に足をお運びになられて直接作品をご覧になって下さい。
智恵光院笹屋町角にあるFOIL GALLERYには初めて訪れましたが、ビル1階にはシャレオツなカフェもあったり、フォイル・ギャラリーの持つモチベーションも充分に楽しめます。
何と言っても長野陽一さんの作品にヤラレて下さいまし。
素晴らしい作品ですので、溺れない様にお気を付け下さい!
改めて写真集のご紹介もさせて頂きたいと思います!!