名前のない少年、脚のない少女
2年ほど前に上映していた映画が当時すごく見たかったのですが見に行けず…
最近やっとDVDで見る事が出来ました
「名前のない少年、脚のない少女」
あらすじ、本作のより抜粋させて頂きます。
ミスター・タンブリンマンというハンドルネームの少年はチャットで知り合ったE・Fからボブ・ディランのコンサートに誘われる。
そのためには、自分が住む小さな村から出なくてはならなかつた。
ある日少年は、年上の男と出会う。
男は以前、心中をしたが自分だけ生き残り、村に戻ってきたのだった。
同じ頃、少年はネットの中に亡くなった少女ジングルジャングルの写真サイトを発見する。
少女はネットの中で永遠に行き続けるのだった。
監督は今注目されているブラジルの若手監督、エズミール・フィーリョ
従来のブラジル映画のイメージを裏切った作風で、本作もネットユーザーを中心に口コミで広がりあらゆるカルチャー分野全般で大きな話題となったそう
思春期の繊細さ、ゆえに静かに深く広がる内面世界。
痛々しいほど柔らかででも見せる笑顔は無邪気で…。
美しい映像と重なる音楽、そして少女や少年達の陰のある笑顔が様々な感情を呼び起こします
そしてなんだか、懐かしいような少しさみしくなるような気持ちになります
みずみずしく、そして少し悲しい世界に浸れます
フワフワした浮遊感と肌を刺すような刺激、どちらも目が離せません
余韻に浸りたい時にどうぞ