船を編む
LIFEの杉山です
寒くて下半身がコタツと同化して、相変わらず自分の気持ちの弱い部分を感じずにはいられない毎日です
そんなわけですが、本を一冊ご紹介したいと思います
三浦しをん『船を編む』です
膨大な言葉が集められてできている辞書
その大仕事に情熱を注ぐ編集者の青年たちの物語です
一見、地味なお話に思えますが、無数に存在する言葉を集めて紡ぐ作業は、言葉自体が持つ奥深さや沢山の意味合いを再確認させられて、とてもロマンに溢れています
それと同時に主人公の恋のお話のほうも進行して行きます
ちなみに上の写真の方が作者の三浦しをんさんです
僕は三浦作品が好きでして、以前にもブログでご紹介させていただきました
三浦しをんさんは文字中毒というくらい本が好きらしいですが、その文字や言葉に対する愛情がこの作品からも溢れ出ているように思います
この作品も映画化されて来年の春には公開されるようです
ちなみに松田龍平さん、宮崎あおいさん主演とのことです
自分の中では小説のほうを先に読んでしまうと、映画の内容が薄く感じれて残念に思ったりすることが多いのですが、それでもやっぱり気になって結局のところ劇場に足を運んでしまうほどの僕の心構えでは、やっぱりコタツからもなかなか出れそうにありません