Mement Mori
LIFE ADORE店長のイチエンルミです
とっても素敵なイベントのお知らせ
画家の下条ユリさん、11年ぶりの個展『Mement Mori(メメント・モリ)』が現在、京都法然院でにて明日17日まで行われております
街の先輩でおられる、以前にもブログでもご紹介させて頂いたコトバヨネット京都の松本さんが企画運営されていて持って来て頂いた案内をフロントに置いているのですが、アートに敏感な方を初め、多くのお客様の反応があります
下条ユリさんは、17歳の時に書いたイラストで松任谷由実さんのCDカバーを手がけデビュー
その後も90年代はイラストレーターとして、沢山の経験を経て渡米されました
武士の家系の伝統を重んじつつも、彼女のご両親は日本の伝統芸能を習わせながら、国内外の遊芸に付き添わせるなど、独特な生い立ちの持ち主でもあられます
生い立ちの中から湧き出るインスピレーションや、自身が産まれもって得た生命力を糧に、排出された「絵」という新たな生命を、今回の個展では沢山拝見出来ます
そもそも、『Mement Mori(メメント・モリ)』とはナンダと調べてみたら、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」という意味の警句だそうです
私はある日から、明日命が消えても後悔のなるべく無い様にと、毎日を過しています。
今回色んな意味合いで「メメント・モリ」と名付けられたと思うのですが、生命や限られている時間について、下條さんの深い考えを感じました。
ご興味おありの方は是非法然院まで足を運んで下さいませ
会場:法然院講堂 〒606-8422 京都市左京区鹿ケ谷御所段町30番地
期間:2013年3月11日~3月17日
開館時間:10時~16時
※すべての日、作家ご本人が在廊する予定だそうです。