KARL HYDE 「EDGELAND」
ライフアドアの山本です
Underworldのダンスミュージックの中に溶け込むようなカール・ハイドの声はリズミカルで、とっても心地よくて私は大好きなので、ソロとなればどんなものを聴かせてくれるのか
買うしか無いでしょう
ソロはまたひと味違っていました
Underworldの音楽は、リズムで人と対話するかのようなものだったように思うのですが、ソロはじっくりメロディーと歌詞を届けているとてもクリアで温かいものを感じます
「アンダーワールドではこれまで最高の祝祭音楽をやってきたけど、あれだけアップテンポの音楽では観客に語りかけたり、より私的且つ親密で静かな一対一の繋がりを築くのは難しい。その繋がりを築きたかった」
2011年の年末に発売された2012年に20周年を迎えるに当たっての集大成のようなアルバム
そして、2012年はロンドンオリンピック開会式の音楽監督を経て、2013年にはソロ
新たなステージに確実に進んでいるパワーに圧倒されつつ、次はどこへ行くのかという期待感
本当にカッコ良いと思います
今作は“名も無き者が生きる都市と公害の狭間…忘れ去られた土地”=EDGELANDの美しい日常を描いていると言うのです
原点に返るような感覚にも思えます
デラックス版は、CDとDVDの2枚組
ボーナストラックが6曲も収録されていて、70分の映像作品までも収録されているという豪華さ
やっぱりカール・ハイドの曲は音楽の中を漂わせてくれます
というか、今回のソロは日常に曲が滑り込んで来るという感じです
今後のカール・ハイドの活動も目が離せません
クラブミュージックに抵抗のある方にも聴き易いものとなっているので、是非聴いてみて下さい