法輪寺
ライフアドアの山本です
少し前に、杉山店長が住まいのご近所の「護王神社」をご紹介されていましたが、私も家の近所の「法輪寺」をご紹介したいと思います
ずっと気になっていたんですよね~ココ
西大路下立売を少し東に入った所にある「法輪寺」は、江戸時代の亨保12年(1727)に萬海和尚が創建したもので、「法輪」とい名前は、「車輪が廻るように仏法を説いて止めてはならぬ。
仏法を行じて絶えてはならぬ」という意味が込められているのだそうです
そんな「法輪寺」は、通称「だるま寺」と呼ばれていて、三国一を称する起き上がり達磨をはじめ、諸願成就に奉納された8000体余の達磨が祀られた達磨堂があるのです
入口にも達磨像
そして、写真中央の赤い大きな達磨は、なんとユニークな形のお賽銭箱でした
私も達磨さんの口へお賽銭を投入してお参りさせてもらいました
お堂の奥まで色んな種類の達磨がびっしりと並んでいて、驚きでした
この達磨堂は第二次世界大戦の直後、禅宗を開いた達磨大師に倣い、七転八起の精神で復興する為に、市民に呼びかけて建立されたのだそうです
「七転八起」は、「倒れても自力で起き上がる力であり、転んだ力の大きさで起き上がり、無抵抗の力で、苦にもめげず楽にもおごらない、一貫した忍苦の人間生活」
そのシンボルが起き上がり達磨の本質だという力強いメッセージが込められているのです
という訳で、私も達磨さんゲットー
何回転んでも何度も起き上がってやるぞ
という思いを込めて目を一つ埋めさせて頂きました
目の中心に描かれている金色の瞳は達磨の一切の物事を見通す知恵の慧眼で、塗りつぶしてはいけないのだそうです
法輪寺には、他にも本堂に仏涅槃木像(等身金箔寝釈迦木像)があったり、キネマ殿という日本映画関係者140人の位牌が祀られていたり、禅の悟りのお庭もあるようですが、どうやら特別拝観の日でないと見れないようです
節分祭も賑わう模様
機会があれば行って見たいなと思います
達磨さんに興味のあるお方は是非行って見て下さい
ちなみに、嵐山にも同名のお寺があるのでお気をつけ下さい
法輪寺(だるま寺)
〒602-8366 京都市上京区下ノ下立売通紙屋川畔
075-841-7878