雨の日の匂いは地球の匂い
LIFE ADORE店長RUMIです
台風の影響で雨がようやく続いていますね
昔は雨が降ると長靴が良いかなとか、寒くなるのかなとか、どこで遊ぼうかななんて自分の事ばかり考えていましたが、大人になると「田んぼが干上がってしまう」「水不足になってしまう」と、生命としての危機感を考える様になりました
元々雨は嫌いでは無いし、滋賀の山奥で育ったので雨が良く降る方でした
幼い頃から雨を下から見上げるのが好きですし、顔にバシバシ当たってくる雨粒を感じる事も好きです
傘をよく忘れる事とは別に、雨は靴が濡れるけれど楽しいです
最近通勤途中の御池通りに紫陽花が植えられているのに目が行きます
大きなボンボリみたいな紫陽花が雨に打たれて微妙に揺れていると、つい止まってじ~っと見てしまいます
烏丸通りを歩いていると、紫陽花を使ったフラワーアートがありました
こちらは「池坊」さんがいつも生けておられるのですが、密かにいつも楽しみです
今回は「清水新一」さんの作品です
写真では見にくいかもしれませんが、お舟みたいなのに紫陽花が乗っています
生け花は経験がございませんが、見るのは好きです
昔母が庭の花を玄関にいつも飾っていて、楽しそうだな~とうっとり見ていました
生け花はかなり集中力を使うそうですが、花の命を預かる行為ですし、とても奥が深そうです
生け花というと、烏丸三条のスターバックスと大垣書店を繋ぐビル内の通路にはいつも本当に素敵な生け花がされています。上の写真とても素敵でしょ
紫のフワフワが遊びに行きたがっている様ですね
これを生けた人はどんな事を考えて生けられたのでしょうね
雨の日を想像したのかな
雨の日に私が思い出すのは、「雨の日の匂いは地球の匂いなんだよ」という人から聞いた言葉です
「雨が降ると地球上のプランクトンなど、目に見えない物までもが活発に生命を謳歌するから、すなわち地球の匂いなんだよ」と教えてくれました
雨に触れる事は、地球の息吹を感じる事なんだと思いました
引き続き梅雨を楽しみたいと思います