我が愛と青春のたけし軍団
LIFEの杉山です
先日、ウチの殿(橘)からアツ~イ本をお借りして読ませていただきました
我が愛と青春のたけし軍団
こちらの本はたけし軍団の若頭こと、カダルカナル・タカによるエッセイ&対談の一冊
師匠ビートたけしの芸人としての生き様、たけし軍団という弟子たちに対する愛情、そしてその師匠ビートたけしという人に多大な尊敬と愛情をもち忠誠を誓った、たけし軍団たちの胸がアツくなるお話
以前、こちらのブログで浅草キッドの水道橋博士によるルポエッセイ「藝人春秋」をご紹介させていただいたが、こちらもビートたけし愛が感じられる一冊ですが、こちらが「芸人」自体にスポットを当てているのに対して、「我が愛と青春のたけし軍団」はもう、直球でビートたけし愛に溢れた一冊
ひょんなことから東京に出てきて芸人になることになったガダルカナル・タカが、ツービート時代のビートたけしに出会い、そこからビートたけしとの濃厚な時間がはじまり、切っても切れない師弟関係が紡がれていきます
それは他のたけし軍団たちも一緒で、そのエピソードはガダルカナル・タカと軍団のメンバーとの対談によって回想され、笑いと感動を与えてくれます
ガダルカナル・タカが書き綴る、師匠ビートたけしはユーモラスでいて、本当に頭が良くて、人間味に溢れ、男らしくて、チャーミング
彼らが出会ったのは若い頃でしたが、現在は結構いい歳になって、でも子供みたいなバカなことをしながら、強力な絆で結ばれている彼らを本当に素敵に思います
くだらないことを沢山やってるけど、本当に格好いい
有名な「フライデー殴り込み事件」や「バイク事故」のくだりは、緊張感と彼らの強力な師弟愛に溢れていて、いま読んでもグッときます
でも大変なことも、遊びも、笑いにして、でも真剣にやる。
ほとんど寝る時間も惜しんで仕事や遊びに取り組んで、突っ走る彼らには本当に頭が下がりますし、自分なんてぜんぜん楽して生きてるな、って思わされます
確かに一般的な生活をおくっていると、芸人さんたちって、破天荒な人生をおくっている人が多いように見えるのかもしれませんが、「お笑いの人だから」とか言ってしまうのは勿体無いくらい、この本を読んでいると、そこには人生の豊かさを感じさせてくれるものがある、と思うわけであります