魔法少女まどか☆マギカ
LIFEの杉山です
以前、お客さんから「魔法少女まどか☆マギカ」ってアニメを、知人に勧められて観たら意外に面白かったとお聞きしました
その筋では、大旋風をおこしたアニメらしいです
教えてくださったお客さんは僕より歳が上の男性で、普段はアニメなどはあまりご覧にならないような方。
「意外」と言われたのは、まず登場人物たちが二次元の世界で絶大に支持を得そうな少女キャラたちが主役
写真の方々が主演の女の子たち。
お勧めしていただいたので、観てみようとは思うものの、なにしろこういう萌え系の画には抵抗を感じてしまいます
教えてくださったお客さんや、ほか沢山の人たちも、はじめはそう感じられたようです
もともとTVシリーズ(全12話)で深夜放送されていた「魔法少女まどか☆マギカ」は劇場版として再編集され、前編・後編の2作品にまとめられて公開されました
そして先日、劇場版第3作目が新たに新章として公開されました
それを記念してTV放送された劇場版前編・後編の連続放送を録画しました
画に不安を抱きつつも鑑賞
はじまりはキャピキャピ臭を漂わせ、いかにもな雰囲気ですが、ストーリーが進むにつれ、内容はそのキャラたちの見た目に反してシリアスで、グロテスクな表現を含む内容に
複雑に仕組まれたプロット、先が気になる謎のストーリー
もともと原作を持たない、オリジナルのこの作品は、視聴者に新鮮で意外性のあるストーリー展開を感じさせます
主役の彼女たちが戦うことになる「魔女」という存在も、一般的に想像する、よくある魔法使いとはまったく別のビジュアルと内容で異物的存在。
その「魔女」と対峙する時の世界は幻想的で、画のタッチすら違う独特の世界観です
製作者の野心的な試みと計算が感じられ、色々な意味で観るものを裏切りまくる、この作品。
第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門でも大賞を受賞したそうです
そんなわけですが、つまるところ...面白かっです