恋する惑星
LIFEの杉山です
昔から来てくださっているお客さんが、ちょっと前にリバイバル上映されていた、恋する惑星を観られて、久しぶりに観たけどよかったとおっしゃっておられました
その時の会話がきっかけで、僕もなんだか久しぶりに「恋する惑星」が観たくなって、家にあるDVDを観ました
この作品が日本で公開されたのは1995年7月だそうです
当時、映画館で鑑賞しましたが、18年も前だとは驚きです
監督のウォン・カーウァイの名を世間に知らしめ、当時まだ無名だった金城武も、この作品で日本での人気が上がりましたね
この作品の原題は「重慶森林」で、映画の舞台になる雑居ビルが香港にある重慶大厦のいう所
この雑居ビルを中心に2つの物語がすれ違い、語られます
1つめの金城武とブリジット・リンのストーリーが2つめのトニー・レオンとフェイ・ウォンのストーリーに交錯しながらバトンタッチするわけですが、やっぱりトニー・レオンとフェイ・ウォンですね
アジアの歌姫フェイ・ウォンの独特の雰囲気の女の子と、セクシーで男くさいけどナイーブな警官を演じるトニー・レオンの組み合わせが、とても素敵であります
そしてクリストファー・ドイル
彼はウォン・カーウァイ作品で多くの作品の撮影を任された人ですが、やっぱりウォン・カーウァイ作品には彼のスタイリッシュな画面構成と色彩構成がお似合いですよね
4人が織りなす、ちょっと切ないけど元気になるラブストーリー
18年経って観ても眩しい映画でした