Anchorsong
ライフアドアの山本です
先日、手持ちの多くも無いCDの整理をしていたら、いつ購入したかの記憶も曖昧で、買ったもののほぼ聴いていないCDを発見しました
何故ここにある。
Anchorsongというアーティストさんの「Bodylanguage EP」でした
Anchorsongさん、すみませんでした
数年前に、新しい音に手を出したくて、気になったものを購入したのでした
改めて聴いてみたら、凄く良かったんです
と言うわけで、色々と調べてみたところ、更に気になる存在になりました
何より、音を聴いた何と無くの印象から、海外アーティストだとばかり思っていたら、本名は吉田雅昭さんという日本人だった事からびっくり
しかしながら、2007年からロンドンに活動拠点を移しておられたため、私が手にしたCDはロンドンでの活動中に作られた物でありました
サンプラーとキーボードを駆使して、リアルタイムに楽曲を打ち込んで組み立てていくという独特のパフォーマンススタイル
映像で観るとその正確な打ち込みは、正に職人技です
そのスタイルが話題を呼び、bonoboやDJ Krush、Clarkといった、お店でもCDをかける事のあるアーティストさん達のサポートも務められていたとの事で、更にびっくり
イギリスだけでなくアメリカのフェスに呼ばれる等、ワールドワイドに活動を広げられています
色々と気になってきて、2011年に発売されたファーストアルバム「Chapters」を購入しました
その中に「Plum Rain」という曲があり、それはつまり「梅雨」
ロンドンで降り続く雨を眺めていたら、日本の梅雨を思い出して出来た曲なのだそうです
梅雨の雨音もこんなに素敵な音だったら良いのに…と、今の季節にもぴったりなので、お気に入り
CDとして持っていたから、また手にして、音楽が広がったように思いました
音楽も何でも、ネットでダウンロードの時代ではありますが、私はやっぱり手元に形としてある方を好んでしまうようです
昨年6月から拠点を再び東京に戻して、ニューアルバムの制作中だとの事
機会があれば、生で見て聴いてみたいです
「Plum Rain」聴いてみて下さい
梅雨の雨音が楽しくなるかもしれません