思い出のマーニー
久しぶりにジブリの映画を劇場で観てまいりました
この夏話題になった思い出のマーニーです
イギリスの児童文学を原作としたこの作品、お客様がこの原作がとても良いとおっしゃっていたので興味を持ったのです。
去年は宮崎駿監督が引退を表明し大騒ぎになりましたが、この映画もそういった意味でも注目されていたと思います。
宮崎監督と高畑勲監督が関わらない初の映画として。
監督は「借りぐらしのアリエッティ」の米林宏昌監督。
私はもともとジブリ好きなのですがもう長い間、ジブリ作品を劇場では観てなかったのでそれでもドキドキ
ほとんどあらすじも知らないまま、前述のお客様から教えてもらった少女の成長物語、という前情報だけでしたが…
感想としては、とても良かったですよ~
私はもちろん、一緒に行った友達も泣いてしまいました
家庭でも学校でも自分の居場所を見出だせず自分を閉ざしがちなアンナ。
夏休みに、遠方の親戚宅に預けられる事になるが、その土地でマーニーという美しい少女に出会う。
マーニーに無防備で純粋な好意を寄せられ、心を開き始めるアンナ。
しかしマーニーは不思議につかみ所がなく…。
ひねくれてるアンナもかわいいですが、とにかくマーニーがかわいいんです
女の子がかわいいのは、さすがにジブリだな~と。
声も良かったです
細かいこだわりや伏線などはさすがにすばらしいもので終わった後にもう一度見直したい
と思わされました。
原作もすばらしいものなんでしょうね、それも読みたくなりました
良かったのですが、あんまりくわしく書くとこれまた面白くないので、ほとんど内容に触れずにすみません
実は今まで宮崎監督以外のジブリ作品をほとんど見た事がなかったのです。
しかしやはりジブリの作品はどれもが素晴らしい出来なのだなーと思わされました
これもまたおそろしいほどのこだわりを感じたのですが風景の描写が美しく、心を奪われました。
少女たちが裸足でたわむれる映像が夏を感じさせます。
もう早くも夏が過ぎようとしていますが、まだ映画は上映中なので気になっている方はぜひ