ジョン・グリビン シュレーディンガーの猫

ジョン・グリビン シュレーディンガーの猫

以前読んだ本として「シュレディンガーの猫」という本をご紹介した事がありますリボン
思考実験として有名な“シュレーディンガーの猫”で出てくる猫が姿を持ってあらわれ、著者を哲学の面白さに誘う…という内容で、私のような門外漢にもとっつきやすくむしろ哲学に非常に興味が湧いた作品でした。
その本が面白かったので目についたのがこの本。ジョン・グリビン シュレーディンガーの猫です。

中身も確認せずに衝動買いしてしまったのですが、中を開いてビックリ。
この前の本よりかなーーり難しそうな本ではないですかショッキング
ジョン・グリビンという物理学者の書いた「シュレーディンガーの猫」は、私のアタマではチンプンカンプンな、量子力学。
という学問について書かれた本の模様。ぎゃーこれ読めるのか泣き笑いネコ
と恐ろしくなってパラパラとページをくると、難しい文章に頭が拒否反応を示すも、それでも引かれるのは文章の美しさ。
科学的な事を書いているはずなのになんて美しくて魅力的な文章なのでしょう。
こんな私でもついつい読み進めてしまう引きつけられるような文章なのですきらきら
難しいけどがんばって読んでみようと思います。
それに数学の苦手な私でもなんとかいけそうな感じですあせあせ

ジョン・グリビン シュレーディンガーの猫

この目次を見ても、難しそうな言葉だらけではあるのですが、なにか情緒的な美しさを感じませんか見ざる
跳躍する電子、とか…。
科学者の方はさすが、人の目には見えない世界を追い求めたりいろんな思考を繰り返すからか、とても伸びやかで深い世界をお持ちなんだなぁ、と思いました。
これは知っている人を見てても思っていた事ですてれてれ
ふと思い出してこれまた読んでいなかった科学本を取り出してこれも読んでしまいました。
昔誕生日プレゼントで頂いてまだ未読だったのですプレゼント

Newton

Newtonの時間のことについて書かれたものです。
これも難しそう…
と敬遠してたのですがさすがNewton、分かりやすくてとても面白い拍手
こういう世界は、私には難しい…とか勝手に拒否反応を示してしまうのですが知ろうとするととても面白いですねうっしっし
もちろん、本質を理解出来てはいないでしょうしほんの一部を知った気になっているだけでしょうが、こういう学問があるんだと思うとそれもワクワクする気持ちになりますダンス
科学者の方の大変な苦労と努力がしのばれますが、そのお陰でこうやって読書の楽しみとさせてもらえることに感謝します。

最後に著者の言葉を引用します。
(量子力学の)方程式なしには、物理学者は、原子力発電所(または原爆)を設計することもレーザーを作ることもあるいは太陽がどうして高温を保っているかを説明することもできなかったであろう。
量子力学なしには、化学はまだ暗黒時代にあり、分子生物学という科学もなければDNAの理解も遺伝子工学もまったく有り得ないのである。