鹿の王
久しぶりにハードカバーの本を買ってしまいました
大好きな作家さん、上橋菜穂子さんの新作「鹿の王」です
この作家さんが好きなので、新作が出ていると胸を踊らせて購入。
なんと、好きと言いながらも、恥ずかしながらこの本を手に取るまで全く知らなかったのですが、この上橋さん、今年に「こどもの本のノーベル賞」といわれる“国際アンデルセン賞・作家賞”を受賞されたのです
すごい~、素晴らしい事ですね
なんと日本人では二人目、20年ぶりという快挙
もー知らなくて恥ずかしい限りです
その受賞後の作品ということもあり、大注目の一冊です
本屋さんでも一際目立っていました
私が上橋さんの作品で初めて読んだのは「獣の奏者」です。
児童文学とは思えぬ程の深いテーマや重厚な世界観、なのにさすが児童文学で、文章はとっても読みやすいのです
展開もありきたりなものでなく幾重ものストーリーや人物が折り重なり、長い話なのですがすっかりハマり夢中で読みました
その後、精霊の守り人から始まる「守り人」シリーズも読破し、すっかり上橋さんファンになっていたので…新刊は本当に嬉しいところ
でもハードカバーの上にその一冊もだいぶ厚みがあったので上下巻なのですがひとまず上巻の「生き残った者」を購入。
少し読んだだけであ~もうこれ絶対面白いと確信。
また眠気も忘れて読んでしまいそうです…
本当に読み始めたらやめられないんですよね~。
どんどん引き込まれてしまいます。
まだ私も全部読んでないので、あらすじを抜粋させてもらいます。
『強大な帝国から故郷を守るため、死兵となった戦士団<独角>。その頭であったヴァンは、岩塩鉱に囚われていた。ある夜、犬たちが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生する。 その隙に逃げ出したヴァンは幼い少女を拾うが…』
もうこのあらすじだけでゾクゾクしてきます
この人の本は本当に面白い、オススメです
「獣の奏者」も「精霊の守り人」もアニメがまた秀逸だったのです。
本が原作だとアニメがガッカリ、ということはよくあるのですが裏切らない面白さ
この本もアニメにならないかなー、と今から楽しみなんです
下巻はまだゲットしてないのですが、買わなかった事をすぐに後悔しそうです…
今だと本屋さんに平積みで置いてあるので皆さんぜひ手に取って見てください