Kito cafe
LIFEの杉山です
先日、「Kito cafe」さんにお邪魔しました
はじめに少しばかり、というか長い前置きを
僕の実家は千本北大路にあるのですが、その近くに昔、「Knuckles」さんというカフェがありました
長い間、千本北大路で営業されていたと記憶していますが、僕は1度もお邪魔したことはありませんでした
千本北大路という僕のホームグラウンドには、ちらほらと飲食店があるものの、特に目立ったお店も少なくて、新しくできたお店も長く続いているお店は少なく、長く続けられておられるお店も地元密着型のシブいお店が多いです
「Knuckles」さんはそんな中で、地元の人たちに愛され、アメリカンカフェであるそのスタイルは、在京アメリカ人の人たちにも親しまれてきたお店だそうです
しかしながら、ずいぶん前に惜しまれながら閉店されました
その「Knuckles」さんを切り盛りされていた女性お2人が、現在されておられるお店が「Kito cafe」さんです
厳密には「Knuckles」の創始者の方は別の方で、その方から「Knuckles」をその女性お2人が受け継がれたようです
話が長くなるので、ここいらで「Kito cafe」さんの内装の写真を
とてもあたたかみのある、女性によるセンスを感じる素敵な内装で、とても心が落ち着くスペースでした
そして、話を戻します(強引に)
なぜ僕が今回その「Kito cafe」さんにお邪魔したのかといいますと、「Knuckles」時代に、僕の弟がよくお邪魔させていただいていたらしく、弟曰く、そちらのサンドウィッチが最高に美味しいので通いつめていたらしいのです
そして今まで食べたサンドウィッチの中で1番なのだそうです
弟によると、「Knuckles」のあと、違うお店を経て、「Kito cafe」を新たにオープンされたというお便りをいただいて、お店を探したことがあるそうですが、その時は場所がわからず諦めたのだそうです
それから何年も経ちましたが、弟が最近、そのサンドウィッチがまた食べたいと言っていたので、SNSの発達が目覚しい現在、大体のお店の場所をもとに、ネット上から弟の記憶にほど近いお店を探して、間違いないだろうと、見つけたお店が「Kito cafeさんでした
そしてありましたありましたよ噂のサンドウィッチ
弟の言う、トーストしたイギリスパンを使ったサンドウィッチ
この日、僕がいただいたのはランチメニューにあったパプリカと春キャベツのサンドウィッチ
イギリスパンのほかに、ベーグルをチョイスすることもできます
でもやっぱりここはイギリスパン
ビネガーが効いていて、甘みのある野菜とサクサクのパンとの相性が抜群です
これがアメリカ人たちを「ママの味」と唸らせた、「Knuckles」のサンドウィッチ(イギリスパンだけど)
たしかにウマイ
違う味のも食べたいまた来よう、そう思いました
長い時間を経て、地元で愛されていたものに今になって出会えたことが、なんだか嬉しかったです
弟のことをお2人の女性に話したら、覚えてくださっていて、とても懐かしく喜んでくださっていました
そしてテイクアウトでもうひとつサンドウィッチをお願いしました
弟の手土産に懐かしい味を
Kito cafe
京都市上京区一真町67 2F
075-241-7107