ルーヴル美術館展
世界一の入場者数を誇るフランスのルーヴル美術館。
今回、そのルーヴルから約80点の名画が東京・京都にやってきます
京都では京都市美術館で、6月16日から9月27日までと長い期間の開催になります。
以前に2015年に見るべき展覧会としてもこちらをご紹介いたしました
なので、その時から楽しみにしていたので先日やっとルーヴル美術館展に行って参りました
長くやっていてくれるのが有り難い限り
美術館は月曜日休みが多く、行きたくてもなかなか行けない事が多々ありまして…なので長い期間は本当に嬉しい
行く道中が暑くてもうグッタリ
しかし会場はヒンヤリしてて生き返りました。暑すぎる夏は静かで涼しい美術館に行くのは良いもんだ、と思いました
外の倒れそうな熱気も忘れて過ごせます。
思ったより来館者も多くなく、ゆっくり見ることが出来ました
今回は“風俗画”がテーマの為、何が描かれているか分かりやすい画が多く、サラーっと楽しく見られます
絵画の世界では宗教画や肖像画に比べ、日常の風景を切り取った風俗画は価値の低いものとして扱われていました。
しかし次第に絵のテーマとしても当時を伝えるものとしても重要な位置付けとなっていくのです。
日常の何気ない風景のようで、その中に暗喩や教訓なども示されなかなかに面白い作品も多かったですよ。
むろん、絵としても素晴らしいものばかりです
前にも書きましたがこの展覧会の目玉はほぼルーヴルから出る事のないというフェルメールの《天文学者》。ポスターにもどーんと出ているので見かける事も多いですね。
日本でも人気が高いフェルメール。
ほわんと浮かび上がるような光の描写に釘付けになりました
行ってから知ったのですが、同じく京都市美術館で「マグリット展」も開催中で、それにも興味を引かれました
両方見るのも楽しそうですよ
真夏に涼しい屋内で美術鑑賞、オススメです