神々の山嶺
つい先日公開された、 邦画初のエヴェレストでの撮影という事で話題になっている映画、 「エヴェレスト 神々の山嶺」
グフフ、だってこれ本当に面白いんですよー!!
この小説も世界中で大ベストセラーだそう。
この本も山好きにはたまらないそうなんですが、 その素晴らしい小説を奇跡的に漫画化で成功させた稀有な例ともっ ぱらの評判なのです。
確かになかなかないですね。
またなんとも夢枕獏らしい描写が良いらしいですよ~( ´,_ゝ`)
山の絵が絶賛されていましたが、 たしかにこのマンガがここまで読者を引き付けるのは作者の山に懸 ける情熱が多分に影響してると思います。
文庫で買った事を後悔するくらいリアルで見入ってしまう山の描写 がまた多いんですよ。
その男の欠けた指と足を引きずる歩き方から、 一時は日本山岳界の英雄と呼ばれたが今は全く消息不明の羽生丈二 ではないかと深町は気付く。
日本に戻った深町は羽生を知る人を訪ね歩く。
山登りへの気持ちが強すぎて、周囲の人々から孤立していく。
もしパートナーと自分をつなぐロープを切らなければ自分も死んで しまう…という状況なら迷わず切る。
生来の不器用さもたたってなかなか羽生を理解する人はいない。
しかしクライミングの技術は天性のもので日本屈指のクライマーと なります。
本当にあかん事言っちゃったりするんです。
でもなんか分かりますよね、その不器用さ。
山だけに懸けてるんですよね。
羽生の山に懸ける凄まじい執念を見て下さい。
つられて私もエベレスト目指しちゃおうかな…なんて、 全くなりませんから。
壮絶。
羽生の人間離れしたエピソードが実際のものだと知った時の驚き。
信じられません!
何度でも泣けます。
こんな事を成し得た方達がおられるなんて!
激しく!オススメです!
ひらパーにいさん、こんな事やってるらしいです。
この原作は夢枕獏の同名小説なのですが、 その小説を漫画化したものが今ライフ、ライフアドアのスタッフで大ブーム!なのです。
私が手に入れたものを皆に回したら思った通り皆大ハマリ~。
山登りの前に山のあれこれをネットで調べていたら何度も目にする マンガが…。
気になり調べてみたら、 山好きの中では三本の指に入ると言われる伝説の山マンガなんだと か!!
買うしかないじゃないですか。
文庫五冊一気買い。 大人でよかった。
原作はこれまた山好きの夢枕獏先生。
小説も面白い、 しかしマンガもその世界観をまた広げてくれる面白さ!!
小説も読みたい…と思っていたら、 なんと杉山店長は読んでいたんです!
マンガを書いているのは「孤独のグルメ」 が大人気の谷口ジロー氏。
とにかく書き込みがすごいです。
山が恐ろしい、 とは言いますがそれが真に迫ってくるようです。
エベレスト遠征が失敗に終わり、 残った時間でネパールの街を歩く山岳カメラマンの深町。
偶然古いカメラを見付けるが深町はそれを山岳界最大のミステリー を解くカギになる、ジョージ・ マロリーのものではないかと推測する。
その謎を追ううち、 ビカール・サン(毒蛇)と呼ばれる男と出会う。
今は過去の人となってしまった羽生が、 ネパールで何をしているのか…。
そして導き出した答えは…前人未到、 誰も成し得た事のない冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑も うとしているではないかという信じがたいものだった…。
まぁとにかくこの羽生さんがすごいんですよ。
なんて言っちゃうところ。
この羽生、本当に山登り以外は全然ダメなんですが、 それがまた人間味があって感情移入しちゃいます。
他を切り捨てるくらい。
とにかく羽生の物語です。
羽生が目指したエベレストの凄さ、 今は色々ネットでも写真などで見られるので見てみて下さいな。
昔、 山は人が立ち入る事の出来ない聖域とされる事が多かったですがそ の理由が分かります。
羽生の表情、イイですよ~。
自分の事を語らない、 不器用な人間が山でだけ見せる様々な表情。
味わって下さい。
このマンガが面白くて、読んだ後色々調べてみたらなんとなんと… !!
この羽生には実在のモデルがいたのです!
滑落し、その時のケガで左手、 左足が使えないのに残った手足と歯を使い自力生還したのはこの方 らしいんです…!
「ロープを俺は切る」もその人の言葉だそう。
でも、 その方は結局最後の登山の時、 なんとその通りのシチュエーションになったのですがロープを切る ことはせず二人とも還らぬ人になったのだそう。
… ほんまに羽生みたいな人やないか!
また泣きました。
他の登場人物にもモデルがおられるそうで、 その方達のエピソードも楽しめますよ♪
とにかくみんな怪物です。
お店の中で「鬼スラ」 という言葉が流行るほどみんなを夢中にさせたマンガです。
画像を見ていたら面白い岡田くんの画像を見付けました。