ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

LIFE ADOREの一圓です!
少し前に大阪国立国際美術館で開催中の「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展」を観てきました
\(^o^)/
その前に以前ご紹介した阪急3番街の「鉄板料理とシャンパーニュワインのお店 赤白」さんにて腹ごしらえ( ´∀`)

鉄板料理とシャンパーニュワインのお店 赤白

ブリューゲル「バベルの塔」展

ブリューゲル「バベルの塔」展

ブリューゲル「バベルの塔」展

今回の展示は来場者のコメントなども見ていたら、非常に満足度の高い評価という事と、最近分からないなりに絵画の世界に惹かれる物があり、フラッと行く事にしてみました☆彡

10月15日までのこちらの展示、率直に「とても楽しく拝見させて頂きました。
目玉となる「バベルの塔」は勿論行列の出来る絵となっており、オペラグラスなどがあればなお良かった(^-^)/ 

ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展

これを描くのにどれほどの年月を要したのか、実際そこまで巨大なキャンバスでは無いのにこの迫力は何なんだ!!
1568年ごろ描かれた三次元空間は緻密でサラリと見終えられる物ではありませんでした(´Д` )
雲の動き、働く人々や動物の大きさ、実際米粒よりも小さく描かれているのに一つ一つに奥行きがあり、何だか凄すぎて素人なりに圧倒されました(*_*)

ブリューゲル「バベルの塔」展

また、今回目玉企画となってますが、大友克洋による新作「INSIDE BABEL」も非常に格好良かったです
(((o(*゚▽゚*)o)))
詳しくは公式ホームページ内の「プロジェクトBABEL」を是非ご覧ください!

INSIDE BABEL

INSIDE BABEL

私自身は「ヒエロニムス・ボス」の描く世界観、出来ればもう少し鑑賞時間が欲しかったです。
彼の描く「最後の審判」も丁寧で面白おかしい説明にて楽しく拝見出来たのですが、これは少し前に購入した「BRUTUS人気画家・山口晃の死ぬまでに見たい西洋絵画100」の中にも紹介されており、それを覚えていたのでより興味深く鑑賞する事が出来ました(´ω`)

1504年に作られたこの名画は地獄絵と楽園そして、最後の審判が3面パネルに描かれており、人間の歪んだ部分を怪物化したような生物が丁寧いに描かれています(´ー`)
漫画チックで少々コミカルなのですが、板に油彩で描かれプックリした質感もよりキモさを倍増させています★彡

私の父は油絵をしているので絵画にはぼんやりとした興味はありましたが、ここ最近絵画に対する興味が増し、絵を観て自分なりに感じる事もありますが、何よりなぜその時代にこの画家はこの絵を描いたのか、という時代背景や作者の生い立ちなどを知る事でより想いを馳せられる気がします。

ヒエロニムス・ボス

宗教画にも最近興味を持ち、全く詳しくはありませんが、それでもほんの少しだけの知識で絵画は楽しめる事を最近知りました^ ^ 

今回沢山の宗教画も鑑賞でき、不吉を表すクマや婦館を表す鳩小屋など、その時代と場所に広まった暗号が面白かったです。 

また、10月6日よりあべのハルカス美術館にて開催される「北斎展」も日本の美術史を堪能出来そうですね!!
皆様も素敵な秋を過ごし下さいね\( ˆoˆ )/