磨崖仏ツアー

磨崖仏ツアー

ライフアドアの山本です。
大人の遠足、春バージョン行って参りました!
今回は、磨崖仏ツアー*\(^o^)/*
磨崖仏ってご存知ですか?
私は今回初めて知りました。

磨崖仏とは…自然の岩壁に彫って刻まれた仏像の事を言います。
全国に沢山点在しているそうなのですが、滋賀県や奈良と京都の県境に沢山あるとの事で、今回は滋賀の大石から京都の南の和束町を経由して笠置寺まで行って来ました。
先ずは、大石の磨崖仏。

大石磨崖仏

大石磨崖仏

阿弥陀三尊不動明王磨崖仏

駐車場から少し山を登った所にある大津市指定文化財の阿弥陀三尊不動明王磨崖仏です。
阿弥陀如来像と両脇に菩薩立像、左下に不動明王像が彫られていました。
耳垂れ不動さまと呼ばれ、耳の病に効果があると伝えられているそうです。
約650年前に造られたとされていて、掘られた線が繊細でびっくりです。
そして車を走らせて和束町へ。

和束町

弥勒磨崖仏

弥勒磨崖仏

川沿いの茶畑の横を通過して行くと、川原の横に弥勒磨崖仏がそびえ立っておりました。
凄い状態のバランスで乗っかった岩の上に掘られています。
一つ目の磨崖仏とは違い、少し浮き出たような半肉彫になっており、ふっくらと良いお顔ですね。
手も肉厚で豊かな感じがします。
こちらは更に古くて700年以上前のものだとか。
そしてラストは笠置寺。

笠置寺

弥勒菩薩像

虚空蔵磨崖仏

笠置寺の磨崖仏は、日本最大最古の磨崖仏だそうです!
こちら約1300に掘られたとされています。
しかし鎌倉末期の元弘の乱の火の手に巻き込まれ焼失して、今では背光しか見る事が出来ません。
本来は美しい弥勒菩薩像が描かれていたのだそうです。
少し残念に思いましたが、笠置寺にはもう一つ美しい磨崖仏、虚空蔵磨崖仏を見る事が出来ます!
こちらは美しい線が残っておりました。
弘法大師が一夜にして仕上げたと伝えられているとか。
磨崖仏は凄ーく古い物が多くて、伝記にも載っていないから誰が作ったとか分からないものが多いのでしょうね。
笠置寺のある笠置山は、ロッククライミングの聖地とも呼ばれているそうで、映画「笠置ROCK!」の撮影地でもあったらしく、散策すれば巨石がゴロゴロ。
岩の間を歩いたり登ったり楽しかったです。

笠置ROCK!

笠置ROCK

笠置山

そして何と言っても記憶に残ったのが松本亭さんで食べたキジ鍋定食。
磨崖仏じゅなく食べ物かよ⁈と言うツッコミが聞こえて来そうですが、初めて食べたキジ鍋とキジ釜飯がめちゃくちゃ美味しかったのです
100年以上の歴史ある老舗料理旅館で、交通はやや不便ですが笠置寺のお隣という絶好のポイント。

松本亭 キジ鍋定食

松本亭

最初に予定していた食事処がお休みで、偶然辿り着いたというのも好ポイントでした☆
お近くに行かれる機会があればオススメです!
最後に茶畑で皆んなでジャンプをしている写真を友人から頂きました。
セルフタイマーのものは全てタイミングが合わず、別の友人が撮影していてくれました。

茶畑