富山市ガラス美術館 扇田克也「光のカタチ」
ライフアドアの山本です。
今年の夏休みは、 ゆっくりのびのびと楽しいお休みを過ごさせて頂きました。
私は一泊二日で富山へ旅行へ行って参りました。
富山には素敵な美術館があります!
その一つが富山市ガラス美術館。
隈研吾さんが設計を手掛けた建物で、 外観の美しさもさる事ながら、内観も富山産の杉板とガラス、 鏡を組み合わせた吹き抜けになっていて、 開放的で素敵な空間でした。
中には図書館も併設されていて、 学生さんが本を読んだり勉強されていたり、 こんな場所が京都にもあったらなぁと思いました。
私が訪れた時に展示されていたのは、扇田克也さんの「 光のカタチ」展。
ガラスの世界は全く詳しくは無いのですが、 見る角度や光の通り方で印象の変わるガラス作品は、 見飽きることのない面白い世界でした。
扇田克也さんは、コールド・ キャストという方法を主に用いて作品を作ってらっしゃるのですが 、このコールド・キャストというのが、 型にガラスを詰めて熱で溶かして、 それを冷やすと表面が半透明のガラスが出来上がるのだそうです。
その底だけを磨いて透明にする事で、 光が物体の中に止まるのだとか。
その内側から発光するような作品の数々に魅せられました。
私達のするヘアカラーもある意味同じで、 髪の毛という素材に通る光の具合や見る角度によって印象を変えて くれます。
通じるものがあるなぁと思ったりもして、 面白く見させていただきました。
今後ちょっと日常でも、 ガラスを見る時の気持ちが変わりそうです。